5 Dec 2017
スカラーです。
これはピアノ演奏する方にちょっと知っておいてほしいことがあります。
それは「間違っても大丈夫なミスと致命的なミス」があると言うことです。
よく発表会とかで、「いっぱい間違えたわぁ~」とか、「結構ミスタッチをしてしまった」と言う人がいるけれど、実際に聞いていても、どこを間違えたかわからないときがありませんか!?
あれって、「間違っても大丈夫なミス」をやっているんです。
ミスをしているのに、周りにはバレていない・・・。これって最高のミスですよね・・・!
間違っても大丈夫なミスと致命的なミスの区別が分かれば、ミスタッチを恐れずに弾くことができるので少し気が楽になると思うんですよ 😛
間違っても大丈夫なミス
どういうことかと言うと、一青窈の「ハナミズキ」でいうと、こういう箇所です。
ぶっちゃけ、青色で囲った部分の音が鳴ってなくても全然OK。ハモっている音を外しても全然OKなんです。
左やったらこことか。
ベースの音さえ鳴っていたら、ぶっちゃけ後の音なんかどうでもいいんですよ。
※青く囲った箇所は間違えてもOK。
あとこの部分も。最初の音さえ鳴ってたら良いのです。
※青く囲った箇所は間違えてもOK。
間違っても大丈夫なミスっていうのは、その音を間違えても、「全体の音楽に何の支障もない音」の間違えのことを言うんです。
で、何の支障もない音っていうのが、「メロディーをハモっている音。ベースの音以外」です。
あとはもう一つ。決して弾き直さないこと。弾き直したら絶対に間違えたってバレます。違う音を弾こうがシレっとした涼しい顔をして弾き続けるんですよ 😆 。これも一つのテクニックです。
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致命的なミス
続いて「致命的なミス」のお話し。
致命的って言うのは絶対に間違ってはいけないミスです。これをやっちゃうと、「あっ、あの人間違えたな」って確実にわかるミスですね。
まず、メロディー(主旋律)を間違ってしまう。これは絶対にダメです。
※赤色で囲った音は間違えてはいけません。
あと左やったら、ベースの音ですね。ベースはその曲の骨組みとなる音なので絶対に間違ってはいけません。
※赤色で囲った音は間違えてはいけません。
ベースの音(一番下の音)はほんとに大事。※赤色で囲った音は間違えてはいけません。
つまり、絶対に間違ってはいけない音とは、その曲の骨組みとなる音のことです。
で、骨組みとなる音っていうのは、「メロディー(主旋律)やベース音」です。
あとは、ミスをした後に正しい音を弾き直すことはダメですよ!音楽は絶対に止まったらダメなので、弾き直した瞬間、もうすべてが台無しになってしまいます。ミスタッチをしても弾き直さないクセをつけましょう!
まとめ
「間違っても大丈夫なミス」・・・メロディーをハモっている音。ベースの音以外を間違うこと。
「致命的なミス」・・・メロディー(主旋律)とベース音(骨組みとなる音)を間違うこと。
今日も読んで下さってありがとうございました。
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