1 May 2019
スカラーです。
今日からいよいよ5月ですね!
今年の10連休、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
毎回、引っ越し日記も飽きると思うので(^^;)、今日は久しぶりに動画のアップです~。
ここ数カ月、ベートーベンの「ソナタ悲愴 第2楽章」を練習してまして、一応出来上がったので、アップしました。
いやぁ~、技術的には中級ぐらいなのでそんなに難しくはないけど、弾きこなすとなると話は別で、全然弾けませんでしたね(^^;)
弾けてきてからが大変!
そこから「あ゛~!!!弾けない~~!!」ってなります( ̄▽ ̄;)
プロのピアニストさんのようにやわらかく包まれたような温かい音色、情景が浮かんでくるような自然な流れ、どう練習してもこのような感じは出せません。
そう考えると、プロのピアニストさんの技術、音楽性、これはとてつもなく高いんやなぁと感じさせられました。
で、ピアノのお師匠さんに何回かレッスンを見てもらったのですが、先生からは、
「ん~~なんかそこ素人くさいのよねぇ~」とか、
「『はい!一応弾きました!』感が強いわね~。それじゃダメでしょ」とか、
「そんなところでタメないで!!」とか、
「3連符が重いわねぇ~、荷車を押しているみたいよ」とか、いろいろとダメ出しされました(笑)。
スカラーはばっさり切り捨てられるのが好きなので、正直に感想を言ってもらえるのがとても助かります。
では、スカラーが気を付けたところをざっくりとお伝えいたします。
ちょこっと解説
冒頭の1小節目。もうここを聞けば、上手か下手かがわかってしまうところ。
鳴らし始めの音は、両手合わせて3音ありますね。
一番強い音が右の「ド」、次に強いのが左の「ラ♭」、一番弱いのは右の「ラ♭」になります。
鳴らす音によって指の圧力を変えないといけないのが本当に大変。
どうしても親指が出ちゃうんですよね~。
内声は、絶対にメロディーよりも大きくなったらダメなんです。なので、とにかく静かに、心地よいリズムを刻むことが大事です(でも、小さくすることばかりに気をとられて音が鳴らないと元も子もないので注意です)!
この「ドミ♭ラ♭シ♭ミ♭ー」のメロディーがきれいですよね!!
ここは盛り上がるところなんですけど、f(フォルテ)じゃないので、あんまり盛り上がり過ぎちゃダメ。この辺りの強弱の配分も難しいです。
ここはね。ppですが、どうしても音量が出てしまう。
なのでスカラーはソフトペダルを踏んで調整しました(大きい声ではいえませんが・・・)!
最後の3連符はとにかく重くならずに、音が停滞せずに前に前に持って行きます。
汽車が走っている感じです。
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先生が指摘してくださったところが、なかなか改善せずの完成となりましたが、聞いてもらえたらと思います。
動画です
※この動画、実家の京都で弾いたものです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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