17 Feb 2018
スカラーです。
今日は、「初めてピアノを弾く子どもにおすすめの楽譜「ピアノひけるよ!ジュニア」」を紹介したいと思います。
ジュニア1巻~3巻についてです。
※「シニア」や、「ワークブック」のことではないのでご注意を 😯
このシリーズは、「きらきら星」や「アルプスいちまんじゃく」など、耳慣れた知ってる曲ばっかり載っているので、子どもたちにとっても人気のある本なんです。
教える対象
小学校1年生
※1巻は簡単なので、3カ月ぐらいで1冊が終わります。
どの順番で始めたらいい?
普通に1巻から始めます。
種類は、ジュニア1巻~シニア3巻まであります。(計6冊)
で、シニア3巻が終わったらブルグミュラー程度のレベルになっています。
本の中身を教えて!
まず1巻から。「ピアノひけるよジュニア1」
「いちばんぼし」です。弾きやすいです。(生徒が右側の楽譜です。左側の細かい音符は伴奏です)
最後のページは「あかいかわのたにま」の曲です。ここで初めて、「タイ」が出てきます。
次に2巻。ピアノひけるよ! ジュニア2
2巻目もそんなに難しくないです。普通に1巻目と同じぐらいの練習量で進んでいけると思います^^
最初のページは「10人のインディアン」です。
中盤からとうとう、両手で弾くようになっています。(両手奏(りょうてそう)って言います)
まず両手で弾けるかが最初の第一関門なのです。左手が弾きにくいので、特に「左手をたくさん練習してきてね」と声掛けします。第一関門ではあるけど、「両手で弾ける楽しさ」を味わうのがこの頃やと思います。
最後の方のページはこちら。「せいじゃのこうしん」です。
「タイ」があったり、左手の出だしが「お休み」になっていて、結構弾きにくくなっています。
2巻目で一番難所と言われているのが実はこの「こいのぼり」なんです。
左右の弾き分けが多いし、音数が多くて、音があちこちに飛んでいます。
みんなこの曲で苦戦します。弾けるようになるまでに3週間以上かかる子もいます。
3巻です。「ピアノひけるよジュニア3巻」
3巻目は結構、難しくなるので、ちょっと苦戦する子が出てきます。右手はそうでもないんですけど、左手が結構弾きにくいんです。
最初のページは「こいぬのマーチ」。
左手の伴奏が動くようになってきますね。スラーも書かれています。
最後のページは「あかいかわのたにま」です。※1巻の最後で出てきた曲です、かなり伴奏が難しくなっていますね。
左が弾きにくいのはこういう曲です。
※シニアはまだ試していません
この本の良いところ
童謡とか知ってる曲ばっかり載っている。あと、伴奏が何気におしゃれです!
あと、レベルが簡単なので、子どもがムリなく進むことができる。
音符が大きくて見やすいし、真ん中の「ド」から順番に音が増えていくのも良いなと感じます 🙂
イマイチなところ
1巻目、2巻目はテクニック的にとても弾きやすいのですが、3巻に入ったぐらいから、左手が難しくなるので、このあたりで苦戦する子が増えるように思います><
2巻目でギリギリ合格の子は、3巻がきついので、3巻に入る前に「ピアノレパートリー」
を弾かせます。
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この本の難易度は?
結構簡単です。1冊目なら数カ月で終わります。3冊目から苦戦するのでそこは注意です。
目安ですが、
ジュニア1巻~3巻・・・バイエル上巻程度
シニア1巻~3巻・・・バイエル下巻程度
※シニア3巻が終わったらブルグミュラーに行けます
※今回紹介したのは、ジュニアだけです。
個人的には買って良かったと思える本です。子どももこの本が一番好きだと言っています。せっかくピアノを習うんやから、知ってる曲をピアノで弾きたいですもんね! 私の時代にもこんな本があったら・・・! と思いましたね(苦笑)子どもたちにぜひ弾かせてほしい1冊です♪ ※だた3巻で苦戦するので注意しないといけません><
まとめ
・オルガンピアノの本と並んでサブ教材で使っている
・小1からラクラクこの本を弾いていける
・シニア3巻が終わったら、ブルグミュラーに行ける
読んで下さりありがとうございました^^
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