19 May 2016
スカラーです。
今日は、「ツェルニー40番の26番」の弾き方についてお話ししたいと思います。
26番の曲と言えば・・・、苦手な人は苦手なあのやっかいな曲・・・ 😯
左と右が合わない曲なんです!!!
始めはどうやって練習していくのか戸惑ったけど、だんだん練習してたらできるようになってきました!
でも、左手が若干つられている感は否めません(汗)。
まだまだ左右の独立はできていないなぁと思います。
ちなみに、この26番ですが、学生のころ一度ツェルニー40番を終わらしているんやけど、なぜか26番だけ弾いていませんでした。(当時の本を調べたところ、なんとこの曲だけ飛ばしてました 😯 )
今やから思うんですけど、当時の私には無理やったんかもしれません。(やから先生が飛ばさはったんかな・・・)
左右合わへんのに、どうやって両手で弾くんやろう・・・? ってずっと謎でした。
ということで、ピアノのお師匠さんにどうやって弾くのか教えてもらいました♪
練習の順番
①片手ずつ練習する
↓
②両手で合わせる(左右を【わざと合わせて】弾く)
↓
③わざと合わせて弾くのをやめて【あいまい】に弾く
ざっと書くとこんな流れなんです。
ポイントは、②の両手で合わせるのところです。合わへん曲やから、最初は、【わざと合わして】弾く練習をすることです。
これは、目からウロコでした!!
(でも、わざとかっちり合わせすぎばっかりを練習すると、最後にあいまいに弾かなあかんから、そこで戸惑わないように注意しないといけないです。実際はそこが難しかったですね。)
その合わせ方を紹介していきますね。
ここからは、かなり算数みたいな勉強になって頭が痛くなると思うので、勇気のある方だけ見ていただけたらと思います・・・^^:
えっと・・・、この曲は、右の音数がぜんぶ同じじゃないんです。
まずは、1小節ずつ、何個入っているか調べます。(1個ずつ音を数えるのでかなり面倒くさいです(笑)
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具体的な練習方法
①右の音の数をすべて調べて、楽譜に書く
例えば、最初やったら右の音が19個ある。数字を楽譜に書く
19個は6で割り切れない。割ると、19÷6で、「3,16・・・」
つまり3個よりは多いってこと。なので、「333 334」で合わして弾きます。3つずつ音を入れたら1音あまるから、最後は4つ入れて弾くってこと。なので、19個の小節は、最後1個あまるから、最後だけちょっと早く弾けばいいんです。
こんな感じで、ぜんぶの音を調べます。
(面倒くさいけど、やっといたらあとがラクでした。)
調べたらこんなにありました。(把握しておくと後がラクでした)
・19個
・23個
・21個
・18個
・16個
・20個
・24個
・13個
で、そのうち18個と24個は6で割り切れるので左右が合うから問題ない。ややこしいのは割り切れへん音のところ。
②音を均等に入れていく
・19個・・・「333 334」で弾く
・23個・・・「444 443」19個のときより早く弾く
・21個・・・「334 335」苦肉の策か・・・!?
・18個・・・3つずつ入れたら合う!
・16個・・・「224 224」ゆっくり弾かないと間延びするところ
・20個・・・「334 334」
・24個・・・4つずつ入れたら合う!
・13個・・・「445」
ついて来れてますかね・・・(ドキドキ><)
特にややこしい21個の連符のところの楽譜です。苦肉の策の、「334 335」です。
では、実際にどうやって弾くか動画にしてみました。
それは次回です。少しでも参考になればと思います。
※あくまで私のやり方なのでこれがすべてではないです。音を均等に入れることにこだわってはいけないんです。
使っている本はこちらです。
「ツェルニー 40番」
※ツェルニー40番についてまとめた記事はこちらです(演奏動画あり)
今日も読んで下さりありがとうございました^^
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