30 Mar 2017
スカラーです。
久しぶりに読者さんのお悩みです。
質問は、「譜面を読みながら弾けるようになるには、どういった練習をすればいいですか?(今は覚えて弾いている状態)」というものです。
この方の場合は、「楽譜は読めるけど、譜面と鍵盤を交互に見ながら弾けない」です。
つまりは、パソコンのブラインドタッチができない感覚です。
これは、音符の動きと鍵盤の動きが一致してないからなんです。
そういう場合は、と~っても地道なのですが、トレーニング法があるので、
それを紹介したいと思います^^
まず音型を知ろう
まず、楽譜に書いてある音符を1つ1つ見るんじゃなくて、「音の形」として捉える訓練をします。
つまりは、「楽譜を音型として捉える」ことが大事なのです。
これは、1個ずつとなりに音が移動した音型。
鍵盤で言うと、指をとなりへとなりへと動かすことを意識して弾きます。
これは、音が飛んでいる音型。
ポイントは、指をとなりに動かしていくんじゃなくて、指を広げて弾くことを意識します
これは、①の反対です。
音が1個ずつ下がっていく音型です。指を左へ左へと動かしていきます。
これは音が上下してるし、音も飛んでいる音型です。
この音型を見たら、「指をけっこう広げて弾かないといけない~」と思うことが大事です!
ちなみにこうじゃないです(4-2)
ぱっと見、(4-1)と一緒のように思うけれど、この場合はとなりあった音が行ったり来たりしているだけです。
音型を見たときに、4-1の形なのか4-2の形なのか自分で判断ができたら最高です。
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これを覚えよう!
ごちゃごちゃと言っていますが(汗)、
繰り返しになるけれど、音型を知ることです。
音が上がってるのか、下がっているのか、となり合っているのか、音が飛んでいるのか、
すぐ弾いてしまわずに、楽譜とにらめっこしてみてください。
弾く前にどんな音型かを想像するだけで、かなり楽譜が読めてきます。
そして、このトレーニングこそ、譜読みのトレーニングになるのです。
この作業を繰り返しやっていくと、音符と鍵盤の動きが一致してきて、音符を見たら鍵盤の場所がわかるようになってきます。
そしたら、ブラインドタッチが夢ではなくなるし、譜読みが早くなって1曲を完成するスピードも格段に上がります。なのでもっとラクにピアノが弾けてくると思いますよ。
なかなか、地道でつらいところですが、こういう面倒くさいことの積み重ねが、結局は上達の近道なんです 🙂
まとめ
(ピアノを弾く前に)音を読んで、どんな音型かイメージして、鍵盤を押す
鍵盤図がイメージできてくるまで、何回も何回も繰り返しやってみてください!
今日も読んで下さりありがとうございました☆彡
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