26 Mar 2017
スカラーです。
今日は、「(新米講師向け)楽譜を見て弾くだけじゃダメ!もっとピアノの鍵盤で遊ぼう!」についてお話ししたいと思います。
最近、子どもたちの教え方で気づいたことがあり記事にしようと思います。
今までの教え方は、自分の力で楽譜を見てピアノが弾けるようになってほしいという思いから、
「楽譜を見ながら鍵盤を押すこと」ことを、しつこく言ってきました。
けれど、そうしたことで、楽譜は読めるんやけど、「指の動きの鈍い子」が出てきたんです。
楽譜は読めるけど、指が動かない^^;
うちの生徒さんでAちゃんがいます。
Aちゃんは、音符はスラスラ読めます。へ音記号もへっちゃらです。
けど、なんとも指の動きが悪いんです>< だから両手で弾いていてもつっかえることが多くピアノがそんなに上手ではありません・・・。
で、わかったんです。
「楽譜通りに鍵盤を押すことに必死で、指を動かす練習ができてなかった」のです。なのではっきり言って私の指導が悪いんやと思います。
もちろん、譜読みは大事なんです。けど、それだけじゃなくて、(音符とかリズムのことは置いておいて)楽譜なしで、単純に鍵盤を押して遊ばせてあげることが大事やったんやなと思ったんです。
とにかく指だけを動かそう!
なので、Aちゃんのレッスンで、こんなことを取り入れてみました。
これは、シンプルなドレミの音階です。※ちなみに「ドレミ」表示は書いていません。
なのでト長調から始めたっていいんです。
【使い方】
①「右手だけ弾いて~」、「今度は左だけ弾ける?」、「両手で弾いてみようか」と、指だけを動かします。
②「「ソ」の音から弾いたらどうなるかな?「ファ」から始めたらどうなる?」とかやっていきます。そうすることで、自然と指の練習にもなるし、調性の勉強にもなるんです。
楽譜を読まなくてもいいから、結構簡単です。黒鍵を弾くのがなかなか難しそうですが、よい練習になります。
で、Aちゃんは、見事、「ソ」からの音階がわかったようで、ハ長調の曲を、ソからでも始められるんやぁ~と、自分で発見していました! これが調整感覚です!!
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両手で弾く練習も大事!
ある程度、5本の指が弾けてきたら、次は、両手の練習です。
※これもドレミ表示なしです。ト長調やヘ長調からでも弾けるようにしたいからです。
※左は、「ドー」、「ソー」と弾きます。
【使い方】
①「左手 「ドー」「ソー」を押して」と言って、右のメロディーは必ずつなげさせます
②「じゃあ今度は、左手「ドードー」「ソーソー」でやってみようか」と音を増やしていきます
③「次は、左手を「ドソソソ」「ドソソソ」だよ」と順番に音を増やしていきます
左手がどんな伴奏になろうとも、右のメロディーは必ず(切れることなく)つなげます。
これを楽譜を見ながら弾くと結構大変なんやけど、遊び感覚でやったら、意外にできるんです。
こんな風に、譜読みの練習と同時に、鍵盤でも遊ばせてあげることが大事なんやと痛感しました。
ピアノは指が動かないことにはどうにもならないですからね!
指が動いてこそピアノが楽しいんです!!
教え方については、まだまだ模索中。今日良いと思ったことが次の日にはそうじゃなかったり・・・(汗)教えるのは難しいです><
まとめ
・楽譜を見ながら弾くのも大事やけど、単純に指だけ動かす練習も大事!
今日も読んで下さりありがとうございました☆彡
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