4 Mar 2020
スカラーです。
今日は、「親は自分が叶えられなかった夢を子どもに託してはいけない」の話です。
何だか、重~くて難しそうなタイトルですよね(笑)。
最近、ある人のブログに書いてあったのですが、
「親が邪魔さえしなければ(押し付けたりすることなく)どんな子も勝手に興味があることをやっていくんだよ」
ということが書いてあったので、スカラーが思ったことを記事にしてみました。
イヤイヤピアノを習う生徒さん・・・
ピアノ講師をしていると、イヤイヤ習っているやろうなと思う生徒さんが2割ぐらいいます。
ある生徒さん(小学生)はピアノを弾く前に、大きなため息をついてから弾き始めたんですよ・・・(^^;)
その子は、もともとピアノへの意欲が少なく、習い始めて1年経たないうちから辞めたいと言うようになりました。
でもお母さんとしてはやめてほしくないので、「あなたのためよ」などとなだめられ、結局続けることになってしまうんですよね。でもそれからでも何回かやめる・やめないバトルが繰り返されていました。
で、だいたいそういう生徒さんの親に限って、先生やったり、音大卒やったり、子どもの教育に熱心な方なんですよね。
「頭の良い子に育ってほしい!」「一緒に音楽を楽しみたい!」「男の子でピアノ弾けたら格好いい!」とか思われるんです。
でも、いくら親が望んでいても、本人にその気がないのにやらされているとしたら、これって、完全に親が邪魔してますよね。
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子どもにピアノを習わせたいと思う親
このブログの読者さんでも、「子どもにピアノを習わせたい」と思われる方がけっこういらっしゃいます。
でも、そういう理由で習わせたケースに限って、しばらくしたら、「うちの子、家で練習しないんです」と言われるのです(-_-;)
そんなのは当たり前で(笑)、練習しないってことは、基本的にはピアノが好きじゃないか、ピアノに向いてない可能性があるんです。
好きなことは夢中で学ぼうとする
スカラーの場合は、小学4年生から習い始めて、自分の意志で習ったので、誰に何を言われずとも勝手に家で練習をしていました。家にこもってコツコツ練習するのも好きでしたし、性格的にも向いてたと思います。
ここで、「はいはい。あなたは良かったわね」って言う声が聞こえて来そうですが(^^;)、でもそれが自然な姿だと思いませんか?子どもは、自分の好きなことに関しては、夢中で学ぼうとするんですよ。
でも、先ほどの生徒さんのように、本人の気持ちを無視したまま、レッスンに通わせていると、
本人に「ほんとは何がやりたいの?」と聞いても「お母さんがやれって言ってるから」とか、「お姉ちゃんがやってるから」とかいう言葉が返ってきて、本当のことが自分でもわからなくなるのです。
そして、そういう子どもが自分が本当に好きなものを見つけるまでに十数年かかることがあるらしいです( ̄▽ ̄;)
親は子どもの邪魔をしないで!
なので、親は子どもがやりたいことを邪魔したらダメなんですよ。
「子どものためになるから~」と思って何かをさせるのは良くないです。
子どもが小さいときに、色んなことを経験をさせて、試させるのは親として大事な役割だと思います。
だけど、その時に(いくら親がやらせたくても)子どもの反応がイマイチなら、それはさせない!!
という気持ちを持ってもらいたいなと思うのです。
子どもがやりたいこと、好きなことを応援できる親でありたいものです。
最後まで読んで下さりありがとうございました☆彡
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