はじめにこちらへ♪
スカラーのプロフィールです。
音大を出ていない、京都生まれのピアノ講師です^^
はじめまして、スカラーです。
京都生まれ、京都育ちです^^
音大は出ていなくて、あるのは、ヤマハグレード認定講師(指導者グレード5級)の資格だけです。
今はピアノ講師をしているけど、かつては13年間会社勤めをしていました。
小学4年生からピアノを習った
私は小学4年生からピアノを習い始めました。ピアノを始めるには遅かったと思います。
当時はクラスのほとんどの女子がピアノを習っているという時代でした。私は近所の友だちのピアノを弾いたことがきっかけで、習うようになったのです。
ピアノを習っていることを隠すようになった
私の周りには、ピアノが上手な子がたくさんいました。小学4年生から習ったこともあって、使っているテキストが人より遅く、そのことを気にしていました。
なので、中学に上がると、自分がピアノを習っていることを隠すようになったんです。
合唱コンクールのピアノ伴奏なんて、絶対に弾きたくなかったから、ピアノを習っていることを知っている仲の良いクラスメイトに「私ピアノ習ってへんし! 絶対に推薦しんといてな!」っていうほどでした(汗)
でも、心の底ではピアノが大好きでした! 弾いているとき、とっても幸せな気持ちになれました。
そして、高校、短大とピアノを続け、いつしか「ピアノ講師になりたいなぁ」という夢が膨らんできました。けど、それは夢であって、自分には無理やと思っていたんです。なので、短大を卒業してから、あっさり就職しました。
楽譜がぱっと読めない、音の聞き取りできない!
なんで無理やと思ったかというと、ピアノ講師に必要な能力を持っていなかったからです。
小学4年生でピアノ教室に通い始めて、20歳まで趣味で弾いていたこともあって、初見力、音感がありません。
例えば、楽譜をぱっと見せられても、すぐに弾くことができません。また耳が良くないので、音の聞き取りがとにかく苦手(汗)。耳コピーもほんとに苦手です。人の数倍時間をかけないとできません・・・。
音大を出ていない、ピアノ講師に必要な能力もない、ないない尽くしなので、あきらめていました。
けれど、あるとき人に言われたのです。
楽譜がぱっと読めて弾けることや、耳コピーができるのは、すごい特技ではあるけれど、「ピアノを教える」ために必要な能力じゃないってことを。
それよりも、生徒さんとの接し方、声のかけ方、伝え方、これらの能力のほうがもっともっと大事なんやということがわかりました。
なので、もしかしたら自分にも教えられるかもしれへんと思い直しました。
けれど、ピアノ講師になる勇気はもてませんでした。
私はピアノ講師になるまでに13年間かかっています。
なんでこんなに時間がかかってしまったかというと、自分に自信がなかったからでした。
とにかく自分に自信がない!
ピアノの先生ってこんなイメージを持っていました。
「プロフィールの写真は、演奏会用のキメキメの写真。経歴は、〇△音楽大学卒業。〇△コンクールで入賞」という華やかさ。すでに実力があって幼いころからピアノを始めた人しか教えたらあかんと思っていました。
また私の性格は、引っ込み思案で、なかなか行動に移せないタイプ。頭でいろいろ考えて、考えて、考えたあげくやめちゃった・・・、思い返せば、何度もそういうことがありました。
おまけに、人前が苦手。あがり症。あきらかに人に何かを教えるようなタイプではありませんでした。
じゃあなんで、そんな私がピアノ教室を開くことが出来たのか。
理由は・・・。
教室を開こうと思ったきっかけ
理由はいろいろです。友人が絵画教室を開いた、自分よりも演奏がイマイチな人が(汗)ピアノ教室を開いていた、通勤路にピアノ教室の看板が出来た・・・。
「もうみんな始めているよ、あなたはいつ始めるの?」 ってずっと誰かに言われているみたいでした。
で、うじうじ考えてたら、気づいたら10年以上も経っていました。
それで、とうとう一念発起したというか、「今やらないと後悔する!」と思えるようになって、会社員のかたわらで、教室を開くことにしたんです。
教室開講! 生まれて初めての第1号の生徒
教室を開くと決めてからは、一度にすべてのことが動き始めました。行動するのは遅いけど、一度決めだしたら勢いは止まりません!
チラシを作る、教室らしい部屋に模様替え、看板はどうしようか・・・、とにかく無我夢中で突き進んでいました。
で、近所にチラシ配りをしていたときに、ちょうどお庭で土いじりをしていた方がいらっしゃって、思い切って手渡ししました。
そしたら、なんとその方から、問い合わせが来たのです!!
それが、生まれて初めての第1号の生徒でした!
プロに習わなくて良いと思う人がいた!
で、いざ教室を始めてみたら、近所の子どもがポツポツと習いに来てくれるようになりました。
私のところに来てくださる方は、「プロは目指していないんです。趣味で楽しみながら弾けたらそれでいいんです」という方ばかり。
あるお母さんは、「楽譜が一人で読めて、両手で弾けるようになったら充分なんです」とのことでした。
今まで、音大を出ていないとあかんやろうな、とか、プロフィールに書くほどの特技がないなとか、コンプレックスでいっぱいやったけど、そんな自分に習いに来てくれる生徒さんがいることがとってもうれしかったです^^
で、会社員とピアノ教室のバランスがとれなくなって、教室を開いて数年後、思い切って会社をやめることにしたんです。
私の教室は小さなピアノ教室なので、生徒は多くありません。でもその分、生徒さんとゆっくり向き合うことができます。子どもたちとのおしゃべりを楽しんだり、大人の生徒さんであれば、ピアノ以外の話で盛り上がることもあります。お互いにとって良い時間になっています。
ちょっと話が変わるんですけど、私が自分の演奏で悩んだお話をしたいと思います。
練習してもうまくならない!
ピアノ講師としても自信がなかったけど、自分の演奏にも自信がありませんでした。
20代のころの話なんですけど、ある時から、練習をしてもうまくならない日々が続きました。
弾けない箇所を何十回弾いても、何時間弾いても、一向に弾けるようにならないんです。
今まで「練習をしたらその分だけ上手くなる」を信じ切っていた私は、時間をかけたら弾けるようになると思い、指がくたくたになるまで練習をしました。
でもダメでした・・・。
で、あるピアノの先生との出会いで上達しなかった理由がわかったのです。
ズバリ「練習の仕方が悪い!」です 😥
私は間違ったやり方のまま、ひたすらに練習をしていたのです。今思うと、かなり無駄な時間を費やしていました。この事実を知ったときはかなりショックでした。
その先生との出会いで、短い時間でも正しい練習方法でやれば上手くなることがわかったのです。
それからは、少しずつ、自分の演奏に自信が持てるようになってきました。
練習方法をあなたに伝えたい
なので、過去の私のように、ただやみくもに時間が過ぎていくような、もったいない練習はしてほしくないんです。
もし、これを読んで下さっているあなたが、「何回も練習しているのに弾けない・・・><」のであれば、今すぐにでも伝えたいくらいです。
もしあなたが、アドバイスが欲しいなと思われているのであれば、私のサポートが受けられる教材があります!
詳しくはこちらの記事をお読みいただけたらと思います。
このブログへの想い
このブログでは、
「ピアノをやってみたいんやけど、具体的に何から始めたらよいかわからない人」、
「ピアノをやり始めたけど、弾き方がわからなくて前に進めない人」、「そもそも音符の読み方がわからない人」、
に向けて、悩みが解決できるようなことをお伝えしていけたらと思っています。
あと、「ピアノを教えることになったけど、どうやって教えたらいいかわからない人」(新米ピアノ講師さん向け)に向けて、ピアノの教え方を、お伝えしていけたらと思っています。
追伸)
ピアノが大好きやけど、京都も負けないくらい好きです!
「京都はんなり日記」があるので、よかったら見てください^^
質問や感想メールなど、何かあればメッセージいただければと思います。
※下記をクリックしたら、「お問い合わせ」の記事に飛びます。