30 Mar 2022
スカラーです。
今日は、(ピアノ初級~中級レベルにおすすめ教本)
「おとなのためのピアノ曲集~クラシック編」を紹介したいと思います。
なかなか、自分にあった教材を探すのは大変ですよね。
この本は、クラシックの有名な曲が初心者用にアレンジされている曲集です。
この本を書かれた橋本晃一さんは、「おとなのためのピアノ教本」をたくさん書いておられるし、
大人だけでなく、子ども向けの本「ピアノひけるよジュニア」なども作られている方です。
教材選びに悩んだとき、著者の名前で探してみるのもありやと思います(*^^*)
対象者は!?
「ピアノがある程度両手で弾ける人」です。
「ある程度」っていう表現が微妙ですけど(‘◇’)ゞ、「なんとか弾ける人」やとちょっと厳しいと思います。
例えば、「昔ピアノを2、3年やってたけど、もう一度弾いてみたい」という方が最適です♪
あとは、この本はドレミがふっていないので、音符が読める人が対象ですね。
なので、まったくピアノが初めて(ドレミの音符が読めない)の方には難しいです。(※ピアノが全く初めてと言う人はこちらの教材をおすすめします^^)
ざっと見て、本の前半がバイエル後半程度、後ろの方がブルグミュラー程度のレベルになっています。
この本の良いところ!
「ブラームスの子守歌」とか、「愛の夢」とか、ゆったりしたテンポの曲が多いので、
ゆっくり弾いてもそれなりにいい感じに聞こえます。
あとは、指番号が書かれているので、弾くときにどの指で弾いたらよいかに迷うことがありません(これは大事!)。
しかも、ご丁寧に全部の音符に数字が書かれているのではなくて、必要な箇所にだけ書かれているのです!(手取り足取りしてもらうと、あんまり成長しないからです・・・)
なので、自力で試す場も与えてもらえるので、これからしっかり勉強していきたい方におすすめです!
本の後半は、和音とか音の数が多くなってきて難しいので、前半の曲をおすすめします。
イマイチ使いづらいと感じるところ><
この教材の冒頭に、ピアノがまったく初めての方でも大丈夫、と書いてありますが、あれはウソです(汗)。
この楽譜はドレミが書いていないし、指番号は必要な箇所だけ書いてあるので、
ピアノがまったく初めての方はかなり苦労すると思うのです。
あと、最初のページはムリなく進んでいけるのですが、後半になると、和音や音数が多くなってきて難しいです。
1ページ目と最後のページのレベルが全然違います(;´Д`)。
なので、バイエル後半~ブルグミュラー程度のレベルの方が一番楽しめる教材になっています。
おすすめの曲はこちら^^
スカラーが実際に弾いてみて、独断と偏見でご紹介していきますー。
まず1曲目。「ピアノソナタ第11番」モーツアルト
心が温かくなる曲です。【レベル:バイエル前半程度】
2曲目「ブラームスの子守歌」
子守歌はシューベルトとかモーツアルトとかいろいろあるんですが、この曲が一番好きです。よく赤ちゃんのオルゴールに使われています。【レベル:バイエル前半程度】
3曲目「目を覚ませと呼ぶ声の聞こえ」バッハです
この曲好きなんですよね~。以前、クラシックの集いみたいなので、誰かがフルートで弾いてくれました。ハーモニーがとっても素敵です♪ 少し弾きづらいかもしれません。【レベル:バイエル後半程度】
4曲目「ワルツ第15番」ブラームス
のだめカンタービレでも流れていましたね。切なくなるようなしっとりした大人のワルツです。【レベル:バイエル後半程度】
5曲目「愛の夢」リスト
原曲はむちゃくちゃ難しいです。メロディーがいいですよね~!左の伴奏を味わって弾くといい感じです。【レベル:バイエル後半程度】
6曲目「スケーターズワルツ」
よく子どもの発表会で弾かれる人気の曲ですね。メロディーに出てくる8分音符のところが弾いていて楽しいです^^【レベル:ブルグミュラーの始め】
他の曲は、なんかいかにもクラシックと言う感じで、弾いていて楽しくなかったので紹介してません。
個人的な趣向ですが、参考になればうれしいです^^
【まとめ】
「おとなのためのピアノ曲集 クラシック編(1)」橋本晃一著 ¥1,000(税抜)
「昔ピアノを2、3年やってたけど、もう一度弾いてみたい」と言う方に最適です。
(バイエル後半~ブルグミュラー程度のレベルの方が一番楽しめる教材)
※ピアノがまったく初めての方には難しいです。
おすすめ曲:
①「ピアノソナタ第11番」モーツアルト 【レベル:バイエル前半程度】
②「ブラームスの子守歌」【レベル:バイエル前半程度】
③「目を覚ませと呼ぶ声の聞こえ」バッハ 【レベル:バイエル後半程度】
④「ワルツ第15番」ブラームス 【レベル:バイエル後半程度】
⑤リストの「愛の夢」 【レベル:バイエル後半程度】
⑥「スケーターズワルツ」【レベル:ブルグミュラーの始め】
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今日も読んで下さりありがとうございました!
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