29 Aug 2024
スカラーです。
今日は、「【前半】ショパン・別れの曲 エチュード Op.10-3を発表会で弾いてみた♪」についてです。
スカラーはこのお盆期間に発表会がありました。
人前で演奏するのは約7年ぶり。
2年前に京都に戻ってきてから、
ピアノのレッスンに通えていなかったのですが、
自分の技術や指導力の向上のために、自身のレッスンを再開しました。
人前で演奏するのが怖くなりそう・・・
スカラーが、なぜ数年ぶりに発表会に参加しようと思ったかというと、
「弾けなくなる自分がイヤだから」でした。
昔はショパンやベートーヴェンなどの大曲を暗譜で楽々(ではないけど!)弾いていたのに、
40代を過ぎて、人前で演奏する機会がなくなって、
人前で演奏していることを想像するだけで怖くなってきて、
もう自分には無理かもなーぁと思い始めてしまったんです。
気づいたら、昔の思い出話ばかりしていて、「もう自分はあかん」「昔はこうやった」
なんて後ろ向きな言葉が多くなってきたことに気づき始めて、
そんな自分が嫌になりました。
そして、その期間が長くなるほど人前で弾くことがもっと怖くなるなーと思ったので、
年に1回は人前で演奏する機会を作ろうと思い、
今回久しぶりに発表会に参加することにしました!
昔、「別れの曲」を不満足で終えた・・・
選曲ですが、発表会まで4カ月ほど。大曲はできないし、20歳の時に弾いていた「別れの曲」(ショパン)が不満足で終えたことを思い出し、
この曲に再挑戦することにしました。
もちろん楽譜を見ながらの演奏ではなくて、真っ向勝負の暗譜で!!
暗譜で弾き切るというのは本当に勇気がいることで、
相当弾きこまないと失敗するので、そこも自分との戦いやと思って、
挑戦することにしました。
人前で弾く怖さ、暗譜で記憶が飛んでしまわないかという恐怖、
これは一生付き合っていかないといけないことやなあーと感じています。
ちなみに、楽譜を見て弾こうが、暗譜して弾こうがどっちでもいいのですが、
スカラー的には暗譜して弾いた方が曲に思いを込められたり、集中して弾くことができるのでそうしています。
ということで、「別れの曲」にチャレンジすることにしました。
感情なしにして片手練習に集中!
数か月して、曲が出来上がってくると、問題になるのは、やっぱり暗譜。
どうしてもどこかで間違える、覚えきれない、途中でどこ弾いているのかわからなくなるんですね。
そのことをピアノのお師匠さんに相談すると、「ブロックごとに分けて、1フレーズごと、
左手だけ、右手だけをあえて感情を入れずに、ただ鍵盤を押す作業に集中しなさい」というアドバイスをもらいました。
それを自主練でも一日1時間ほどの時間を使って、今日はこの範囲、
明日はこの範囲とやっていきました。
そんな感じで、本番まではとにかく音符を暗記することに集中しました。
ちょっと長くなっちゃいそうなので、
次回は、「別れの曲」のいくつかの難所の紹介と、実際の発表会の動画をお聞きいただこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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