7 Feb 2017
スカラーです。
今日は、「指番号通りに弾けない」についてお話ししたいと思います。
この間メルマガを読んでくださっている方から、
「指番号通りに弾きたいとは思うけれど、思うようにいきません。コツはありますか?」との質問をいただきました。
この方は、ピアノ歴1年未満の方です。
コツ・・・。もうこれは・・・慣れです。たくさん曲を弾いて慣れていくしかありません。
で、これだけやと何の答えにもなっていないので^^;
なかなか指番号通りに弾けない理由を思いつく限りで考えてみました。
理由は3つある!
①鍵盤を押すことで精一杯で、指番号にかまっていられない
最初はどうしても音を押すことだけに必死になります。でも音を弾くのに慣れて来たら少し余裕が出てくると思うので、その段階で、指番号を意識しながら弾いたらどうでしょうか。
②4番、5番の指が弱いから、つい他の指で弾いてしまう
4番と5番(薬指、小指)の指は、他の指と比べて恐ろしく弱いです。だから、他の弾きやすい指(特に2番や3番)で弾いてしまいがちです。でも、弾きやすい指で弾てしまって、次の音がスムーズに行かないのは良くありません。なので、弾きにくいと思っても楽譜に書いてある番号で慣れてほしいです。※4番と5番の指はもともと動きにくいということを知っておくだけでも気持ちがラクになると思います。
③運動能力の問題で、書いてある指番号で押すのが一苦労
そもそも、指番号通りに弾くこと自体が大変なことです。例えば、子どもに「右手の4番の指を動かしてみて」と言っても、意外に3番の指を動かしたりするもんなんです。頭ではわかっているのに、自分が思っている指と違う指を動かしてしまうことがあります。これは珍しいことではありません。脳と指の動作を一致させるのは、結構難しいんです。
なので、片手練習のときに指番号を口に出しながら、鍵盤を押さえていくのも手です。
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地道にコツコツ。それがコツかも・・・
今お話ししたことは、日々コツコツ練習をしていたら、身に付いていくことなんです。すべては慣れです><
大人の人が一からピアノを始めることは、本当に大変なのです。どうしても時間がかかってしまうし、すぐに効果が見られなくて、本当に弾けるようになるかと不安になるかもしれません。
劇的によくなる方法はないけれど、地道にコツコツした人だけが、自分なりのコツを見つけていくんやと思います。
今日も読んでくださり、ありがとうございました☆彡
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