20 Mar 2017
スカラーです。
今日も読者さんからの質問です。
「フォルテ(f)を出そうとすると力任せになってしまう。打鍵のあと鍵盤を押さえつけないようにするにはどうしたらいいですか?」とのことです。
この方はピアノ経験者です。
ちなみにフォルテ(f)は、「大きな音で弾く」という意味です。
音を大きく出さないといけないので、「鍵盤を強くたたく」ことになります。
私も子どものころはそのように習いました。
でも、本当はそうじゃないんです。単純に「鍵盤を強く叩いてしまうと」質問者さんがおっしゃるように、ただただ力任せに弾いてしまうのです 😥
フォルテの出し方
では、どうしたらよいのか?
それは、
「指に体の重みをのせて弾く」です。
この時に力が入っているのは指先のみです。
そして鍵盤を押した瞬間に脱力をします。あと、体の重みをのせて弾くので、椅子はやや高めの方が力が入って良いかもしれません(ちなみに私は椅子の高さが人より高いです)
整理しますね。ポイントは3つ。
①体の重みを使うこと
②弾いた瞬間に脱力すること
③腕にはできるだけ力を入れないこと
この3つが出来たら、もう最高にきれいな音が出ます 🙂 しかも脱力が出来ているので腕も疲れません。
でも、現実は、脱力をして弾くのがなかなか難しいところです・・・。自分でこうかな、ああかなと言いながら自分なりにコツをつかむしかありません!!
で、その辺り言葉では難しかったので、動画でお話ししてみました。
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まとめ
力任せにならないポイントは、腕で弾くんじゃなくて、(腕には余計な力を入れないで)体の重みを使って弾くこと。
打鍵のあとは、手は鍵盤を押さえたままやけど、力を抜きます。
何か1つでも参考になることがあればと思います。
今日も読んで下さりありがとうございました☆彡
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