京都生まれ☆音大出てないピアノ講師のはんなり日記です^^

ピアノの強弱について③(裏技ソフトペダル)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スカラーです。

今日は、ピアノの強弱について③(裏技ソフトペダル)についてお話ししようと思います。

ピアニッシモで弾くときの裏技です。
たぶんこのやり方、賛否両論あると思います(#^.^#)

スポンサーリンク

ピアニッシモを出すのは至難の業!

p(ピアノ)は音を弱く弾きます。(pp)ピアニッシモはさらに音を弱くして弾きます。
で、p(ピアノ)で弾くためには、指の圧力を弱くして弾かないといけません。じゃあpp(ピアニッシモ)は、これにならったら、さらに指の圧力を弱くして弾かないといけませんよね。
ただでさえ小さく弾くのがしんどいのに、さらに指の圧力を弱くすると、はっきり言って音は出ません。

で、音が出ないくらいやったら、音を出そうという考えになります。で、あんまりppで弾けなくなってしまって、pとppの差がつけられなくなるのです・・・。

pとppの差はソフトペダルでつける

そこで、本当はやっちゃいけませんが、私はソフトペダルを踏んで、音を小さく弾いちゃいます。

ソフトペダルはペダルが3本あるうちの一番左のペダルです。

もともとソフトペダルっていうのは、音をやわらかくする効果があって、音色を変えたいときに使います。音もわずかに小さくなります。私は、その「わずかに小さくなる」ところを利用しているのです。

スポンサーリンク

どの部分でソフトペダルを使うのか?

で、どういう箇所で使うのかお伝えしときますね。
例えばここ。
ノクターン遺作の出だし。もうここは使うほかないでしょう。2回目で使って、1回目との差をつけます。
ここを自力で弱くするのはかなり困難。

あと英雄ポロネーズの左「ミレドシ」のところ。1回目でできるだけ音を弱くしておいて2回目で爆発させるのです。

あと、ブラームス118やったらここかな。
和音やのにppとかありえへん。私はここで使います。

ちなみに私がソフトペダルを使い始めたのはピアノ習い出して10年以上経ったぐらいでした。
ペダルを踏みながら、左のソフトペダルを弾くことに慣れるのに時間がかかったけれど・・・。
むやみやたらに弾くのはどうかという意見もあるのですが、まあ、自分で踏む場所を決めてやる分には良いかなぁ~と思っています 🙂

ソフトペダルの押し方は?

普通のペダル同様、一番下まで踏みます。ペダルを離すときは(一気に足を上げるんじゃなくて)徐々に上げていきます。

まとめ

ソフトペダルは、音をやわらかくする効果があって、音色を変えたいときに使います。音色は少しこもった感じ。音もわずかに小さくなるので、pとppの差をつけたいときに有効。

参考まで。
・ピアノ強弱の弾き方①(体のどの部分を使って弾くのか)の記事
・ピアノの強弱について②(楽譜の見方)の記事

今日も読んでくださってありがとうございました☆彡

**********************
「はんなりメルマガ」やってます!
ピアノ初心者さん向けに、大人の生徒さんや読者さんからのお悩みに答えています。登録特典動画あり。
詳しくはこちら。(クリックすると記事に飛びます)
**********************

スポンサーリンク

 

この記事を読んだ方は、こちらの記事も読んでいます

    None Found

関連記事

プロフィール


はじめまして! スカラーと言います。 京都生まれの京都育ちです。音大を出ていないけどピアノ講師をしています。 小4からピアノを始めたので、初見力なし、音感なし。ピアノも特別上手じゃありません。ピアノ教室を開くまでに、いろんな葛藤があり13年もかかってしまいました。

プロフィールは はじめにこちらへ♪を読んでもらえたらと思います

メルマガやってます


大人のピアノ初心者さん向けは こちらの記事へ
特典「ここまでは教えてくれない!ピアノの姿勢・脱力・手のフォーム・弾き方」(動画)あり!

新米ピアノ講師さん向けは こちらの記事へ
「ピアノを教える上で大事なポイント」を全7回に分けてお伝えしていきます!

動画レッスン開講します♪


大人初心者さん向けのオンライン教材です。童謡やクラシックの曲が弾けるようになります。全曲サポート付き。
【お試し】こちらの記事へ

ピアノ講師1年生のためのはんなり流ピアノの教え方


ピアノの教え方のオンライン教材です。音大を出ていなくてもピアノ講師になれます!一緒に夢を叶えませんか!?
詳しくはこちらの記事へ

【初級~上級まで】スカラーアレンジの楽譜を作りました

スカラーがアレンジした曲の一覧が見たい場合は、
こちらを覗いてみてくださいませ。
便利な指番号付きですので、早速練習に取り掛かっていただけます!
詳しくはこちらの記事へ

ピアノ教室



スカラーのピアノ教室です。(京都市左京区)。
叡山電鉄「修学院」駅から徒歩20分。
※2019年4月より千葉に引っ越したため閉鎖

特集

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930