26 Aug 2022
スカラーです。
「スカラーの生徒さん紹介やります!」企画の7人目です。
今日は都内にお住いの久田さんです。50代の方です(*^^*)
ピアノは自分のお給料で趣味でやるもの
久田さんはピアノへの思いが、それはそれは熱いものがおありの方なんです。
以前、メールをいただいたのですが、まずはそれをご紹介したいと思います。
子供の頃からの憧れでしたが、ピアノはお金持ちの優等生が習うというイメージで、両親には社会人になってから自分のお給料で趣味としてやるものだと言われてました。
社会人になってからは、今更習っても子供の頃からやってきた人達のように上手くいくわけないし、上手に弾けなければ意味無いと思ってピアノの事を考えることをしなくなりました。ですが、最近になり、若いユーチューバーさん達が演奏されてる動画を多数見てて、この人達は上手くて巧みな技術を披露するというよりは(もちろん凄いんですけど)、純粋にピアノが大好きで弾きたいから弾いてるんだなと、とても心を動かされ、「私そういえばピアノずっとやりたかったんだ、上手い下手関係なく好きな事を楽しめるっていいな、お婆ちゃんになるまで続けてみよう」と思ったのがきっかけです
心の底から音楽を楽しんでいる
子どもの頃に習えなかった悔しさ。
今からやっても遅いという諦め。
でも、そういうしんどい時期を経験しているからこそ、
久田さんの演奏は何というかとても素敵なんです。
心の底から音楽を楽しんでいる、心で音楽を感じながら弾いている、
そんな風に思いましたー。
いくら上手に弾いていたって、
「はいはい。こんなもんでしょ」という人の演奏はやっぱり胸に響いてこない。
久田さんの演奏は人を惹きつけるものがあるなーーと感じます。
【動画】「涙そうそう」
ということで、ちょっと久田さんの、
涙そうそうの一節を聞いていただきたいと思います。
何億回何万回聞いても飽きないと思う
久田さんがこんなことも話してくださいました。
とにかく大好きな曲(何億回聴いても何万回弾いても飽きないと思う)だけを、
長~い年月かけて練習を楽しみたい思っていました。急ぐわけでも完成も満点も目指してませんが、
自分の中で少しでも出来るようになるのが、日々の楽しみなのかと。そんな曲が他に2つあります。
年齢的にもあと20年できるかどうか、頭も体も覚えは遅くなってきてるので、
たくさんの曲を次々完成させたい等は考えてないし、そんな時間は無いのです(^^;
自分が心から好きな曲だけを弾きたい
小品をたくさん弾いていろんな曲を楽しみたい人もいれば、
久田さんのように1つの大好きな曲を時間をかけて楽しみたい人もいはります。
どう楽しむかは本当に人それぞれで、
何が正解で何が正しいとか言うことでもないんですよね。
久田さんを見ていて感じるのは、
とにかく自分に正直な方!!
「自分が心から好きな曲だけを弾いていきたい」
誰のためでもなく、喜ばせる相手は自分、楽しませる相手は自分。
そこに一片の迷いもありません。
これからも自分を喜ばせるために、
思いっきりピアノを楽しんでほしいなと思います(*^^*)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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