21 Aug 2018
スカラーです。
今日は、速度記号についてお話ししたいと思います。
速度記号ってむちゃくちゃ種類があるんですよね。
楽典を見てみると10種類ぐらい書いてあります。
一度にそんなに覚えられませんよね・・・(;^ω^)
速度記号は絶対に覚えておいたらよいものでもないんですけど、知識として知っておいてほしいなと思います。
私はとりあえずは3つ覚えたら良いと思っています。
1、Allegro(アレグロ)=速い
2、Moderato(モデラート)=中くらい(普通)の速さ
3、Andante(アンダンテ)=ゆっくり
つまりは、「速い・普通・ゆっくり」この3種類が分かっていたら充分やと思っています。
で、記号を覚えるときは、記号だけを覚えるんじゃなくて、曲とセットで覚えていくと覚えやすいと思います。
Allegro(アレグロ)の曲
例えばAllegro(アレグロ)の曲でぱっと思いつくのが、
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」です。
速いテンポで生き生きと弾くのが良いです。
参考動画
Moderato(モデラート)の曲
Moderato(モデラート)やったら、
モーツアルトの「ピアノソナタ第11番」辺りでしょうか。「中くらい」の速度なので、速くも遅くもないテンポと考えたら良いと思います。
楽譜はこんな感じ(※楽譜は簡単バージョンです)
参考動画
Andante(アンダンテ)の曲
最後、Andante(アンダンテ)やと、
ハイドンの「セレナード」です(小学校の掃除の時間に流れていました)。比較的ゆっくりなテンポで弾くと良いですね。
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この動画を見て、お気づきかもしれないけれど、Moderato(モデラート)とAndante(アンダンテ)のテンポ感は似ていると思いませんか?
Moderato(モデラート)表示のあった、モーツアルトの「ピアノソナタ」は他の楽譜で見ると、Andante(アンダンテ)と表示されていることもあるんですよね。
なので、どれぐらいの速さで弾くかは演奏者によって解釈が違うこともあるので曖昧な部分とも言えます。
でもさすがに、Allegro(アレグロ)の曲を、ゆっくり弾くのは違うかなと思うので、
そこだけは注意して弾いてみてください。
ちなみに・・・
速度記号は3つ覚えれば良いとお伝えしたのですが、
速度表示で結構な頻度で出てくる記号があるので、それだけ最後にお伝えしたいと思います。
それは、Allegretto(アレグレット)です。意味はやや速く
※Allegro(アレグロ)よりかは速くないと覚えましょう。
まとめ
※速い順に並んでいます
1、Allegro(アレグロ)=速い
2、Allegretto(アレグレット)=やや速く
3、Moderato(モデラート)=中くらい(普通)の速さ
4、Andante(アンダンテ)=ゆっくり
今日も読んで下さってありがとうございました☆彡
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