京都生まれ☆音大出てないピアノ講師のはんなり日記です^^

(新米ピアノ講師向け)子どもへの「手の形の教え方」どのタイミングで言う?その①

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スカラーです。

今日は、新米ピアノ講師さん向けに、手の形の教え方についてその①」お話ししたいと思います。

最初に言っておくと、どのタイミングで言うかは、「一番最初のレッスンのとき」です。

子どもに「手の形」を教えるのってほんとに大変です。
指導者の本にはこう書いてあります。
「クセがついてから直すのは大変。なので、最初からきれいな手で弾くことを伝えましょう」

う~ん・・・。

わかるんやけど、でも最初から手の形を伝えるのって、難しくないですか?

私は、ピアノを教えたてのときは、何も言えませんでした。
必死に音符や、鍵盤の位置を覚えている子どもに、手の形まで言うなんて、あまりにも酷や・・・。ピアノがイヤになるんじゃないか・・・、そんな風に思っていたんです。

でも、結局は言わざるを得ない状況になるので、生徒のために(自分のためにも)、レッスンを始めて1カ月以内に言うようにしました。

で、習い始めた子どもに一番最初に言うのがこんな方法です。

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私がやっている手の形の教え方です

①いただきますのポーズをする
IMG_3957

「ふわぁ~っ」と」、手をゆるめて、手の中に空気のボールをつくる
IMG_3977

③ふわぁ~っとした手をそのまま鍵盤の上に置く
IMG_3964

※これが手に余計な力が入っていないベストな状態です。

このやり方は、ピアノ導入教材「ピアノランド」を作った先生がおっしゃっていたやり方です。

この方法やと、「指のこの部分で弾こうね」とか、「脱力するんだよ」とか、「指先には力を入れるんだけど手首はやわらかくするんだよ」とか、ごちゃごちゃ言わなくて済むから良いなぁと思っています。

実際に、子どもたちみんな、ふわっとしたきれいな手で弾いてくれるようになったので、
効果あるんやなぁと実感しています。

もし、自分なりの教え方がない方やったら、ぜひ参考にしてみてください。

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これはダメなやり方

ちなみに、これはダメな例。
一応空気のボールはつくられているけれど、指に変な力がはいっているのと、
手のひらがガッチガチになっています。
IMG_3978

この状態で、ピアノの鍵盤に手を置くと・・・。だいぶ指がつっぱります。
IMG_3980

これでは弾けませんね。

空気のボールをつくるときのポイント

空気のボールをつくるときに、指先に力を入れないこと
力を入れてしまうと、先ほどのダメなやり方になってしまいます。

手のひらもふわふわ、手首もふわふわ、指先も、指がくっついてはいるけれど、ふわふわの状態です。
手に何にも力が入っていない状態がベストです。

手の形を伝えるのは、ホントに難しいです。次回は「手の教え方」そのです。

今日も読んで下さってありがとうございました☆彡

 

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プロフィール


はじめまして! スカラーと言います。 京都生まれの京都育ちです。音大を出ていないけどピアノ講師をしています。 小4からピアノを始めたので、初見力なし、音感なし。ピアノも特別上手じゃありません。ピアノ教室を開くまでに、いろんな葛藤があり13年もかかってしまいました。

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