29 Dec 2023
スカラーです。
今日は、「掛川浜松1泊2日のピアノの旅~ヤマハ工場に行ってきました!」
のその5です。
今日は楽器博物館、シゲルカワイのピアノついてお伝えしていきます。
ピアノの旅も今回が最後です。
前回の記事はこちら。
浜松といえばうなぎ
午前中にイノベーションロードに行って、
お昼は浜松駅に戻って昼食をいただくことに。
スカラー、うなぎが大好物でして、静岡県に行ったら絶対にうなぎを食べたいと思っていたので、とっても幸せです。こちら「うな丼ランチ(※平日のみ)」で、お吸い物とお漬物がついています。
このうなぎ、ほんとふんわりしていて美味しかったんですよ!
これ、今回の旅の特典でついてきたので、実質無料でした。
3,000円ほどしました。
お店はこちら。浜名湖うなぎ「丸浜さん」
ここのうなぎは、浜名湖で唯一の養鰻漁港から直送されているのでとっても新鮮。
蒸してからかば焼きにするので、ふっくらとして柔らかになるそうです。
次回もここで食べたいと思ったほど好みの味でした。
昼食後は、このまま「浜松市楽器博物館」へ行きました。
楽器博物館へGO!
浜松は、日本で最初に国産ピアノが作られた町とされていまして、
浜松駅の近くに「浜松市楽器博物館」があります。
楽器博物館には、世界中の楽器が展示してあったのですが、
私たちピアノ好きは、迷わず鍵盤コーナーへ!!
ピアノが今の時代と同じような構造になったのは、1900年ごろで、
当時は、「フォルテピアノ」を呼ばれていて、ハンマーの重さが軽くて、
タッチも繊細だったようです。ピアノのサイズもちょっと小さかったりして、音量も控えめでした。
まずは、ルネサンス期(バロッグ時代よりも前です)に作られた楽器をご紹介します。
15世紀から16世紀の初頭(1400年代~1500年代)にかけて、キーボード楽器として使用されていました。
あの名匠バッハが生まれる前からこの鍵盤楽器があると想像するとすごくないですか!?
鍵盤の白黒が、現代と反対ですね!
こちら「リードオルガン」(18世紀初頭)。パイプオルガンの一種です。
バロッグ時代の名匠バッハのころの楽器で、バッハはこの楽器を使った多くの作品を残しています。ちなみにこのオルガンは、空気を送ることで音が鳴ります。昔は、空気を送る部屋があって、人力でやっていたそうですよー。
こちら「チェレスタ」。19世紀中ごろに作られたキーボード楽器の一種です。
金属製の音板を小さなハンマーが打つ仕組みで、音色としては堅かったのかなーと想像します。
楽器博物館は、むっちゃくちゃ楽しい空間でした!!
なのですが、スカラーが勉強不足過ぎて、見どころがたくさんあったのに、
その楽しさを十分に味わうことができないまま見終わってしまいました・・・。
今回面白いなと思ったのは、バロッグ時代の楽器は、ピアノに装飾がしてあってとても贅沢なピアノが多いと思ったことです。もともとは貴族や富裕層が楽しんでいたピアノが次第に一般市民にも広がってくる中で、ピアノのサイズが大きくなって、現在のような88鍵盤になったということです。
また、バッハ、ベートーベン、ショパンなどの有名な作曲家が生きていた頃のピアノがあったりして、時代とともに変化したピアノの鍵盤やハンマー、さらには弦の発達のことなど、鍵盤楽器は奥がものすごく深かったです。
次行くときはこの本を熟読してから行くぞ!!(※写真はHPからお借りしました)
楽器博物館を堪能したところで、
旅もいよいよ終わりです。
新幹線「浜松駅」構内にシゲルカワイが!
しかし旅はまだ終わっていないのです。実は浜松駅にも駅ピアノがあって、
なんと、新幹線の構内にあるんですよ。
でここに、ヤマハとカワイが交互に出しているみたいで、
たまたまこの時期は、あのシゲルカワイが置いてありました!
しかも、河合楽器の最高級モデル、SK-EXです。
これは、フルコンサート用のモデルなので、コンサートホールに置いてある一番大きなサイズです。
だから奥行きがとんでもなく長いでしょ。その分だけ弦が長く、音量も大きいから迫力がすごい!
場所的にはピアノを楽しめる空間になってるので、真横を人が通り過ぎるとかはないので、
落ち着いて弾けますよ。ピアノ好きの人とか弾きたい人が近くの椅子に座ってはります。
友人と来てるので、怖いものなしです(笑)。
パッヘルベルのカノンです。冒頭の1分ぐらいの演奏です。
SK-EXのピアノはとにかくとんでもない音がして、
キラキラ系でもないし、こもっているような音でもないし、
とにかくまろやか、角がないイメージです。
「まろやかでころころしてる」という印象を持ちました。
駅ピアノとかって、あんまり良い音色しないなーなんて思いながら弾くことがあるのですが、
(調律が関係してる!?)もうコンサートホールで弾いた時のような感動です。
ただ、フルコンサートサイズなので、音量が大きく、トイレの中でもピアノの音が聞こえていました(笑)。
ピアノのお仲間さんとの旅は、本当に楽しすぎました。
1泊2日なのに、その時間があまりにも楽しく充実していて、まるで1週間ぐらい旅をしていると思えるぐらい濃密で幸せな時間でした。
ピアノという楽器に出会えたこと、そしてそれを共有するお仲間さんに出会えたことに心から感謝したいです。音楽がつなぐ絆は本当に特別で、今回の旅でそれを改めて感じました。
ピアノ工場の見学は本当におすすめです!!
ぜひ機会があれば行ってみてくださいね☆彡
最後までお読みいただきありがとうございました。
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