京都生まれ☆音大出てないピアノ講師のはんなり日記です^^

(ピアノ初心者向け)メトロノームとは?使い方とは?練習方法とは?

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スカラーです。

11月も中ごろになり、日が沈むのが早くなってきましたね。
そろそろ洋服の冬支度をしないといけませんが、タンスの中がまだ夏です・・・( ̄▽ ̄;)

今日は、「(ピアノ初心者向け)メトロノームとは?使い方とは?練習方法とは?」についてお話ししたいと思います。

まずはメトロノームの基本的なお話からしたいと思います。

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メトロノームとは?

「メトロノーム」っていうのは、一定のテンポで弾くための道具です。
ピアノを習っている人はほぼ持っていると思います。最近は電子ピアノに内蔵されていますが・・・。

2種類あります。

王道のタイプです。昔は振り子でした。こんなやつですね
※ピアノを始めたころに買いました

メリットは、ネジを巻いて使うのでほぼ壊れません。あと電池いらず。デメリットは持ち運べない。

KAWAI製品です。全く同じのはありませんでしたが、これと似てるかな?
「メトロノーム 定番振り子 」¥3,000程度

もう1つがデジタルのもの。個人的には持ち運びができるので、デジタルが好きです。

SEIKOです。今は売ってないみたいですが・・・。似たようなものがたくさん売られています。振り子より値段が安いような。
「メトロノーム デジタル版」¥2,500ほど。

メトロノームを使う意味

「心地よい演奏」に近づけるためです。心地よい演奏って言うのは、「テンポのコントロール」ができていることを言います。
もうこれは絶対で、どれだけ正しいリズムでミスなく弾いたとしても、テンポが一定でないと、聞いている人はとっても苦痛なんです・・・( ̄▽ ̄)

テンポが一定じゃないとは、弾きにくい部分になるととたんにテンポが遅くなってしまい、自分の弾きやすい部分になると急に速く弾いたりと、曲の中でテンポが速くなったり、遅くなったりしてしまうことを言います。テンポが乱れている人の演奏は聞いていると酔ってきます・・・(汗)。

逆に、終始良いテンポ感で弾けていると、少々音を外しても良い感じに聞こえます。
それくらい、一定のテンポで弾くことは大事なのです。

なので、最初のうちはメトロノームを使って練習した方が良いです。

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では、実際にメトロノームの使い方お伝えしたいと思います。

【動画】メトロノームの使い方

「バイエル44番」を例にお話ししてみました。




参考になればうれしいです(*^-^*)

メトロノームと合わせて弾くとぐちゃぐちゃになる場合の練習方法

読者さんからのお悩みで一番多いのがこれです。
うまく合わせられない場合は、以下の手順でやってみましょう↓

①メトロノームをかけながらメロディーを歌う
ピアノと合わせることはひとまず置いておいて、メトロノームをかけながら、メロディーを口ずさんでみましょう。これをすることによって、体の中に一定のテンポが養われていきます。
途中、歌とメトロノームがずれたところで一度ストップし、ずれた箇所だけを何回も何回も合うまで続けます。
例えば、ある1小節の部分だけがずれたら、その1小節の部分を10回ぐらい反復練習をします。
※口ずさんでもメトロノームとずれるときは、弾いても必ずずれます。なので、まず先にメトロノームと一緒に歌えることがポイントです。

②左手とメトロノームを合わせる
メトロノームをかけながら、左手だけを弾きます(片手だけで合わせることがポイントです)。
心地よいテンポのキーは、実は左手にあります。なので、左手のリズムが安定してくると、両手で弾いたときもそこまでテンポが狂わずに弾くことができます。
①②の作業をメトロノームときっちり合わせられるようになるまで、何度も何度もテンポ感を体に入れ込みます。

③いよいよ両手でメトロノームと合わせてみる。
①でテンポ感を身につけ。②で左のテンポが安定してくると、前よりも弾きやすくなっていると思います。
それでも、途中、両手で合わなくなったら、左手とメトロノームを合わせたり、右のメロディーとだけ合わせてみたりして、何度も繰り返してやってみてください。

今回、お話ししたやり方は、実際にスカラーがテンポを合わせるためにやっていることです。
とっても地道ですし、むちゃくちゃ面倒くさいです( ̄▽ ̄;)
でもこういう「誰にでもできそうな面倒くさいこと」をやってこそ、ピアノは上達していきます!

まとめ

・メトロノームは一定のテンポで弾くための道具
・種類は2種類あって、デジタルの方が使いやすい
・心地よい演奏は、テンポのコントロールができていることを言う
・メトロノームを合わせて弾くときにぐちゃぐちゃになるときは、ピアノと合わせない!
・誰にでもできそうな面倒くさいことをしよう

今日も読んで下さりありがとうございました^^

 

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はじめまして! スカラーと言います。 京都生まれの京都育ちです。音大を出ていないけどピアノ講師をしています。 小4からピアノを始めたので、初見力なし、音感なし。ピアノも特別上手じゃありません。ピアノ教室を開くまでに、いろんな葛藤があり13年もかかってしまいました。

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