14 Mar 2024
スカラーです。
3月に入りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
まだまだ朝晩は冷え込みますね。
皆様、どうぞ体調お気を付けください。
最近、複数の方から同じようなご質問をいただきましたので、
ブログに取り上げさせていただきました。
今日のテーマは「鍵盤を見ないで弾ける様に練習すべきでしょうか?」です。
質問内容は以下です。
「カノン」の練習をしています。
指が飛ぶところですが、先の場所を見てやってます。
右手、左手と忙しく、鍵盤ばかり見ています。止まったときに楽譜を見るとどこか分からない状態です。鍵盤を見ずに指が移動できるように練習するのでしょうか。
弾いている最中は、鍵盤を見てしまうのが多いです。
両手が難しいところはほぼ楽譜を見られません。鍵盤を見ないで弾ける様に練習すべきでしょうか?
とのことです。
楽譜を見て弾くのが前提なんだけど・・・
これは、
「時と場合による!」が正解です!!
どういう事かと言いますと、
恐らくこの方々は、スカラーがいつも口を酸っぱくして伝えている、
「ピアノを弾くときは楽譜を見て弾いてください」を素直に聞いてくださっているんだと思います。
もちろん、最初のうちはこれが正しいです。
譜読みの段階では、必ず楽譜を目で追いながら鍵盤を鳴らしていきます。
それを指が勝手に動くようになるまでやり続けます。
で、それをやった上で、曲のスピードが速かったり、左右が複雑で楽譜を見ていられない状態になったときに、初めて楽譜から目を離して鍵盤に集中して弾いていくんです。
(割合にすると、楽譜:手元=2:8ぐらいでしょうかねー)
楽譜が読めないから鍵盤を見るのはちょっと違う
ここで間違ってはいけないのが、
「最初から(譜読みの段階)楽譜が読めないから鍵盤だけを見て弾く」これは違うんです。
鍵盤ばかり見ていい人は、
「ゆっくりのテンポだと、楽譜を目で追いながらピアノが弾ける人」です。
ポイントは、「ゆっくりだと弾ける」ということ。
ゆっくりだと楽譜見ながら弾けるけど、早いと楽譜に目が追い付かない人、
あとは、音の跳躍が激しくて楽譜を見ていられない人、
こういう方はどうぞ鍵盤に集中して弾いてください。
というか、逆に、鍵盤に集中して弾いてください。
ゆっくりのテンポで弾けるなら鍵盤に集中してよし!
そうじゃなくて、
ゆっくりのテンポでも、手元ばかり見てしまう人は、
まだ鍵盤の感覚が分かっておられない可能性が高いので、
そういう場合は、ゆっくりのテンポで楽譜を見ながら鍵盤を弾けるようになってください。
最後にしつこいですが、
そもそも「楽譜が読めているかどうか」ここがポイントですよ!!
この場合はどうなるの?とか何か疑問点などがありましたら、
お気軽にスカラーまでメッセージくださいませ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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