5 Mar 2016
スカラーです。
今日は、(プレ・インベンション19番)バッハの「メヌエット」BWV120(イ短調) をピアノで弾いてみました。
今、レッスンで、「プレ・インベンション」を使っています。この本です。
現在19番目弾いています。本が後半に入ってきて、難しくなってきました(汗)
これはっっ・・・、なんと弾きにくい曲なんや!!!
クラシックの曲で、あんまり好きじゃない曲ってあんまりないんですけど、
これは嫌いです(笑)。何回練習しても、どうしても好きになれなくて、イライラして弾いてしまいました・・・(*´ω`)
「プレ・インベンション」19番です
左右が同じメロディーになっている
この曲は「インベンション」みたいになっています。
「インベンション」って説明が難しいのですが(汗)、簡単に言うと、「2声の曲」のことです。
例えば、先に右手がメロディーになっていて、あとから同じメロディーを左手が追う曲になっているんです。
2つのメロディー(2声)が左右にちりばめられていて、どちらもメロディーっていうイメージです(右がメロディーで左が伴奏、という概念ではありません)
右手のメロディーがこれ
左手がこれ。音の高さが違うけど、メロディーが同じです。
ここ。つられそうです(汗)
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弾きにくいトリル・・・
やってきました! 一番弾きにくいところ。楽譜の下にいろいろ弾き方が載っています。しばらく楽譜とにらめっこです。
1つずつ見ていきましょう。ここだけピックアップします(21小節目)
理屈はこんな感じ。単純にリズムだけ書くと、こうなります。(3拍分ですね)
青く囲ったところが楽譜の「tr」のところになります
なのでこの部分は、「ソファ♯ソファ♯ ソファ♯」と弾きます。
左手とどの音で合うかというと、青く囲った「ソ」の音で合います。
次は22小節目の左です。
リズムだけ書くとこうなります
青く囲ったところが楽譜の「tr」のところになります(6連符ですね)
なので、この小節は、「ドシ♮ドシ♮ラシ♮」と弾きます。
青く囲った「ド」を弾くときに右と合います。
23小節目やとどうなるか・・・?
先ほどに習ってリズムを書いてみるとこんな感じ。
青く囲ったところが楽譜の「tr」のところになります。
なのでこの部分は、
「ラソ♯ラソ♯ ラソ♯」と弾きます。
左と合うところは、青く囲った「ラ」の音とで合います。
次は24小節目の左手です。
リズムだけ書くとこうなります
青く囲ったところが楽譜の「tr」のところになります。
なのでこの部分は、「レド♯レド♯シド♯ 」と弾きます
青く囲った「ラ」を弾くときに右と合います。
最後の「tr」のところは、「ドシドシ ドシラシ」ですね。
私の場合ですが、こうやって理屈では弾き方はわかったものの、頭でメロディーがならないので(汗)、しかたなく、YouTube動画でメロディーを確認しました。
(が、こんなマイナーな曲を弾いている人がほとんどいなくて、あんまり良い動画は見つかりませんでした)
ピアノのお師匠さんも、この部分を子どもたちに説明するのが大変やとおっしゃっていましたよ~。
あんまり弾けなかったけど、合格させてもらえました^^
もう二度と弾くことはないと思います(笑)良い勉強になりました。
まとめ
「プレ・インベンション」の本は、簡単に言うと、バッハやモーツアルトなどの作曲家の曲がたくさん載っている本です。
バッハの「インベンション」の前にやっておきたい曲集です。
※「プレ・インベンション」についてまとめた記事はこちらです(演奏動画あり)
読んで下さりありがとうございました^^
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