25 Apr 2016
スカラーです。
今日は、「(まとめ)演奏動画付き!ピアノ教材「ツェルニー40番」ってどんな本?難易度は?」についてお話ししたいと思います。
ピアノ講師ですが、日々向上するために、ピアノのお師匠さんにレッスンを見てもらっています。
音大を出ていないこともあって、小さいころから専門的に勉強しませんでした。その結果、指のフォームが自己流やったり、大事だと言われている脱力がうまくいっていません(汗)。なので、それらを改善するために、指の練習曲をすることになりました。
使っている本はこちらです。
「ツェルニー 40番」
どんな本なのか?
指の独立をさせるための本。ピアノ中級者が上級を目指すために弾く本。
(ピアノの技術が一皮むけるかむけないかのポイントになる教材です)
「ツェルニー30」が終わったらやります!
「ツェルニー」は、ただやみくもに指の練習をする「ハノン」と違って、「指の練習&曲っぽく弾ける」のでけっこうおすすめです。
ちなみにこの40番は、学生時代に弾いたのですが、全然弾いたことを覚えていないんです。それは、たぶん、ただやみくもに「弾いただけ」やから(笑)。どこまでカッチリ弾けるかわからないけど、やれるところまでやってみようと思っています^^
難易度は?
この本レベルは中級~中級上ぐらいです。なので気楽に取り組んだら痛い目に遭います(笑)
また、「上級者がおさらいに弾く教材」、「音大受験で出題される曲」と言われています。
譜読みは、結構簡単やけど、それなりの速さで弾くのが難しいんですよ><
ツェルニー40番が弾けたらこんな曲が弾けるようになる!
例えば、3番の曲やったら、アルペジオの練習なので・・・、
ベートーベンの「月光の第3楽章」が弾けます♪
このツェルニー40番の中でも苦労すると言われている26番の曲やったら、
ショパンの幻想即興曲が弾けます!
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ツェルニーは名曲を弾くための下準備!
これはほんの一例にしかすぎませんが、こんな風に、ツェルニーって言うのは、ただの練習曲なのではなくて、きちんと有名どころを弾くための下準備をしているんですね。常に憧れの曲を夢見て、「いつかこの曲を弾くために練習してるんだ!」と、そんな風に思いながら練習したいものですね^^
楽譜の速度表示って速すぎない!?
はい。速すぎてありえへんと思っています(笑)
私は、楽譜に書かれている表示の4、5割で弾けたら充分やと思っています。
例えばこの速度表示。「Presto(プレスト)」って書いてあるんですけど、「かなり速い」って意味です。しかも2分音符=100です。ってことは、4分音符=200(100×2の計算)で弾くってことですよ。ありえない・・・。私は、これを「4分音符=100」の速さで弾きました。ということは速度表示の5割の速さでしか弾けなかったってことですね。5割で弾くのも大変でしたよ><
繰り返しになるけど、
「ツェルニー40番」って、ピアノの技術が一皮むけるかむけないかのポイントになる教材やと思うんです。初級から中級にあがるのは比較的簡単。でも、中級から上級に上がるのって結構大変。
この本は、真剣に取り組めば、中級から上級にあがる1つのきっかけになると思うんです。
動画です
・ツェルニー40番の3番のピアノ演奏
・ツェルニー40番の4番のピアノ演奏
・ツェルニー40番の5番のピアノ演奏
・ツェルニー40番の6番のピアノ演奏
・ツェルニー40番の7番のピアノ演奏
・ツェルニー40番の8番のピアノ演奏
・ツェルニー40番の26番のピアノ演奏
(※随時更新中!)
参考になればうれしいです。
読んで下さりありがとうございました^^
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