スカラーです。
今日は、「練習時間を取っている割にはうまくなっている手応えがない！？」についてお話したいと思います。
以前、ある生徒さんからこんなメッセージをいただきました。
結構練習時間を取っている割にはうまくなっている手応えがないんですよ～。
練習にもメリハリがないというか、ダラダラしてしまって。このままではだめかなと思って、今日は合わせて40分くらいの練習時間でしたが、
「カノン」の右手をスタッカートで間違えずに弾く、
ハノン10番をゆっくり間違えずに弾くことだけ目標に時間を決めて練習しました。その結果、目標がはっきりしていたせいか、充実感のある練習でした！！
とのことです。
この方は、たくさん練習をしているのに、
なかなか上達が感じられなかったそうなのですが、
自分なりに試行錯誤されたことで、充実感のある練習ができたとのことです！
この方がおっしゃっている、
＞目標がはっきりしていたせいか、充実感のある練習でした！！
練習の最大のポイントはここですよね！
「目標をはっきり持つ」ということが、練習するうえでものすごく大事なんです。
この練習だけはやっちゃいけない！
こんな練習をしていませんか！？
・最初から最後までただ通して弾いた
・途中で間違っちゃったけど気にせず弾き進めた
こういうのが一番よくないです。
これはもう弾いていないのとほぼ同じ(￣▽￣;)
ただピアノの練習をしたという達成感だけで、何の意味もありません。
目的を持って練習しよう！
それよりも、
・1段目だけ完璧に弾く
・1小節分だけ両手で間違えずにゆっくり弾く
このやり方の方が圧倒的に内容の濃い練習なんです！
とにかく練習するときは、何となく弾けたらいいやーーとかじゃなくて、
「この部分がこうなるように練習する」
「この動きができるようになるために〇回弾く」
という風に、具体的な目標を持って練習してみてください！
ピアノは急がば回れですよーーー。
そして決して練習は裏切りません！！
最後までお読みいただきありがとうございました。
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