12 Jun 2019
スカラーです。
今日は読者さんのお悩み相談です(‘ω’)
「ピアノキーボードを探しているのですが、32や44の鍵盤数でも大丈夫ですか?初級~中級ぐらいの曲が弾けるようになりたいです」とのこと。
この32や44鍵盤は、ミニ鍵盤と言われていて、音域がかなり狭いです。
なので、ピアノがまったく初めての方が試し弾きに使ったり、小さいお子さん用に買ったりする鍵盤です。そのため、1カ月もしないうちに飽きて物足りなくなると思うので、わざわざお金を出して買うのはもったいないかなと思います。
実際の音域を見てみましょう。
32鍵盤について
32鍵盤はこれぐらい。
2オクターブ+鍵盤5つ分(ドを含む)
※1オクターブ=13鍵盤で計算
これぐらいの曲を弾きたいのであれば足ります。
でも下のような高い音が出てくる「オーラ・リー」やと弾けません(>_<)
44鍵盤について
44鍵盤はこれぐらい
3オクターブ+鍵盤5つ分(ドを含む)
つまり32鍵盤に1オクターブを増やしたタイプです。
高い音が出てきても弾けます。
でも、下のような低い音が出てくる「カノン」やと弾けません(>_<)
※ちなみにこのブログで紹介している大人初心者向けの「初めてピアノ」曲はすべて32鍵盤あれば弾くことができます(ですがホントのギリギリのサイズで余裕がないので、弾きにくいかもしれません・・・(^^;)
で、この「カノン」が弾けるのは61鍵盤です。
61鍵盤について
61鍵盤は、楽器屋さんでよく見かける大きさです。
ちょうど5オクターブあります。
これだけあればたいていの曲を弾くことができるし、スカラーの「童謡・唱歌の楽譜」が弾くことができます。ちなみに『ブルグミュラー』やと足りません。
なので、初級~中級初めレベルであれば、スカラー的には61鍵盤あれば、充分かなと思います。
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エリーゼのためには88鍵盤が必要!
ちなみに「エリーゼのために」は88鍵盤ないと弾くことができません(76鍵盤でも高い音が足りません)。
足りない音があることが気持ち悪い人は最初から88鍵盤買った方がいいやろうけど、足りない音を「弾いたつもり」で弾けるなら、88鍵盤は必要ないかなと思います。
あとは、76鍵盤=6オクターブ+鍵盤3つ分(ドを含む)という鍵盤もあるけど、これを買うぐらいなら標準サイズの88鍵盤を買った方が良いと思います。
最初から標準サイズを買うか、妥当な61鍵盤を買って、足りないところはやりすごすか、このどちらかになるかなと思います!
まとめ
・32鍵盤や44鍵盤
音域が狭く、弾く曲の範囲が限られる。
最初は弾いていて楽しいかもしれないけど、1カ月経たないうちに飽きる可能性あり
大人初心者向けの「初めてピアノ」なら弾ける。
・61鍵盤
初級~中級初めのレベルであればこれで足りる。
「童謡・唱歌の楽譜」なら弾ける。
「はんなりピアノ動画レッスン」も弾ける。
※『ブルクミュラー 25の練習曲』や「エリーゼのために」は弾けない
・88鍵盤
ピアノの標準サイズ。どの曲でも対応可能
最後まで読んで下さりありがとうございました☆彡
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