18 Jan 2016
スカラーです。
今日は、「ショパン・ノクターン第1番の連符の弾き方」を紹介したいと思います。
あんまり有名じゃないんで、需要があるかわかりませんが・・・。
この曲は不規則な連符がたくさんあります。ポイントは、左手の伴奏にメロディーを入れこまないことです。左手に合わせるのではありません。メロディーに左を合わせるのです。(誤解を恐れずに言うなら、左は少しぐらいならつられてもいいんです)
動画の内容。
・右だけ弾きます
・左を弾きます
・両手で弾いてみる
・ペダルでそれっぽく弾いてみる
動画の補足です。
11連符の弾き方
まずは、11連符の弾き方。やたら音符がたくさんありますね。まずは、わざと、左手に合うように弾いてみます。合わせるタイミングはこんな感じ。黄色の線を参考にしてみてください「2 2 2 2 3」のタイミングです。3のところは、音が交互に入ります。
22連符の弾き方
次に22連符の弾き方。ここも先ほどのタイミングと同じです。「2 2 2 2 3」×2 のタイミングです。3のところは、音が交互に入ります。
スポンサーリンク
20連符の弾き方
最後の難関、20連符ですね。ここが一番合わせにくかったです。苦労しました。とりあえずは、「4 4 4 3 2 3」で合わせてみましょう。
左2・右3の合わない部分の弾き方
おまけで、1ページ目のここ(12小節)。左が2で右が3の合わないところ。伴奏(左)優先で弾いた場合と、メロディー(右)優先で弾いた場合の違いも弾いています。(よ~く聞き比べてください。違いがわかりますでしょうか?)
ここは、メロディー(右手)優先で弾いた方がいいです!
最初はポツポツ弾く感じでOK。だんだん時間の経過とともに手になじんできます。で、メロディー優先で弾けるようになればしめたもの! この部分が弾けるようになれば、ノクターン遺作も違和感なく弾きこなせますよ。ノクターンはこういう左右の音の数が合わないパターンが多いですね。だから複雑で美しいメロディーに聞こえるんですよね。
ちなみに全体を弾いた演奏はこちらです。
片手ずつ弾いてみた動画はこちらの記事からどうぞ。
まとめ
・最初は、わざと左手に合うように弾く
・慣れて来たらメロディー優先で弾いてみる(右手に合わせること! 左は多少つられても良しとする)
・この曲が弾けたら、ノクターン遺作も弾ける♪
読んでくださりありがとうございました^^
スポンサーリンク