4 Jan 2023
スカラーです。
明けましておめでとうございます!
今年も、読者の皆さまにお役に立てるような、
ブログや動画を引き続き作っていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。!
さて、新年最初のテーマは、「練習の為の時間の使い方」についてです。
読者さんからご質問をいただいたので、
お答えしたいと思います。
内容はこちらです。
バーナム「深呼吸」を弾いたのですが、とんでもなく難しくて
意地になって3時間近く練習してしまいました。両手になると全く話にならなくて、片手に戻って練習、
その後両手で弾くとやっぱり出来なくて、また片手の練習
その繰り返しで前に進んだ感じがありませんでした(;´Д`)長時間の練習は良くないと「はんなりピアノ」にも書いてありましたよね。
タイマーをかけてでも一旦終わりにして、添削動画をもう一度見るなり
前屈運動や恋はみずいろの練習に切り替えるなりした方が良かったかなと後になって思いました。練習の為の時間の使い方、アドバイス頂けるとありがたいです。
バーナムの「深呼吸」とは、
バーナム1のp28の課題です。
ちなみに楽譜はこんな感じ。
スカラーの読者さんも苦戦される課題です。他の課題はそこそこ練習したら弾けちゃうんですけど、
この課題はなかなか一筋縄ではいかない感じなんですね。
で、こういう一筋縄ではいかない曲はどうやって練習するのかというと・・・、
やっぱり、普段練習する倍の時間が必要になってきます。
ですが、
>意地になって3時間近く練習してしまいました。
これはやっぱり良くないんです。
何が良くないかというと、
「意地になって」練習しているという点です。
あっという間に3時間過ぎたのなら、集中できてるのでOKです。
だけど、もう集中力が切れているのに、それ以上練習することは、
悲しいけれど時間の浪費になってしまいます(手も痛めちゃいます)。
(でもそれでもやろうとする気持ちは素晴らしいです)。
大事なのは、自分が集中できる時間内で練習を終えること。
>両手になると全く話にならなくて、片手に戻って練習
その後両手で弾くとやっぱり出来なくて、また片手の練習
その繰り返しで前に進んだ感じがありませんでした(;´Д`)
最初はこれでいいんですよ!
思ったように進まなくてもいったんピアノから離れること。
それを3日~5日かけてやっていくと、必ず進歩が見えてきます。
特に難しい曲の場合は、前に進んでいく感覚がゆっくりになりますが、
それでもあきらめずに(時間ではなくて)日数をかけるとできていきます。
日にち薬な感覚です。
ちなみにスカラーの話で恐縮ですが、
スカラーは1回の練習で集中できる時間が1時間なので、
1時間を超えたらできててもできてなくても練習をやめます。
で、また時間をあけて別の時にやります。
やったとしても朝1時間、夜1時間。これ以上は気持ちが続かないのでやりません。
なので、1時間やったらいいとか、2時間以上はするべきというよりかは、
自分が集中できる時間がどれぐらいかを把握して、
焦らずに少しずつ日数をかけてやっていくのが良いかなと思います。
そういう意味でいうと、ピアノの練習は一夜漬けが難しいんですね。
もちろん練習量がものをいうのですが、時間が経つと昨日まで出来ていなかったところが急に出来ていたりするんです、なので月日もむちゃくちゃ大事になってきます。
とにかく焦らず少しずつやっていきましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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