16 Jul 2019
スカラーです。
今日は、「ソルフェージュの効果」についてお話ししたいと思います。
ソルフェージュができると、どんな良いことがあるのでしょうか? 勉強する価値があることなのでしょうか?(前回の記事はこちらです。)
まず、「ソルフェージュ」とはどう意味なのかお伝えしますね。かたっ苦しい説明は置いておいて、「楽譜を見て、ドレミで歌ったり、リズムを打ったりすることで、歌う心やリズム感を養うこと」です。
楽譜を見た瞬間に頭で考えていること!
前回、先生の伴奏に合わせて「ドレミ」で歌うって言ったんですけど、楽譜を前にして、頭で考えてることはこんなことです。
・初めて見る曲を見て、瞬時に何の音か見極める
・ぱっと楽譜を見て、どんなテンポ(拍子感)やリズムなのか考える
・そして音とリズムが頭でイメージする
最低でもこの3つは瞬時に考えているんです。でも実際には、頭は疲れるし、地道すぎて、つまらない(!)ので、続かない人も少なくありません。でも、ものすごく楽譜を読む力がつきます!
ソルフェージュができるとこんな力が身に付きます!
ちょっと細かく挙げてみます。
・音符を読むのが早くなる(ぱっと楽譜を見てドレミがスラスラ読める)
・3拍子の曲なのか、4拍子の曲なのかの拍子感やリズム感が身に着く
・楽譜を見ただけでどんな曲か想像がつく(音の上がり下がりが分かってるので音のイメージが湧く)
・先へ先へ音を読むクセがついてるので、楽譜を点で見ることなく、楽譜全体が見渡せる
・聴音ができる(耳コピーってやつです。テレビやYouTubeとかで流れる曲が弾けてしまう)
たくさん項目がありますね・・・(汗)。
一言で言うと、「初めての楽譜を見ても、ピアノを弾かずに、どんな曲か頭でイメージ」できるってことです。
で、どんな曲かイメージできる人は初見演奏が得意な人が多いです。(技術的なことは置いておいて)
※初見演奏とは、「初めて見る曲(新曲)を(試し弾きなしで!)止まることなく最後まで演奏すること」です。
はっきりいって、良いことずくめです。
ピアノを弾かずして、曲のイメージがわかるなんてすごい能力ですよ。初見演奏なんてどこに行っても重宝されます。耳コピーができるなんて、友だちからうらやましがられますよね。
ソルフェージュって続けられる? 飽きない?
先生についてたら嫌でもしないといけないんで、続けられます。あと、コツコツできる人は飽きないです。でも独学でソルフェージュってなると難しいです。それは、すぐに上達が見えないから。ソルフェージュが出来てきたかなって思うのは、最低でも1年以上経ってから。でも、地道やけど、続けてたら良いことがあります!
今さらソルフェージュをやり直してる私みたいにならないようにしてください~。
まとめ
・ソルフェージュとは
「楽譜を見て、ドレミで歌ったり、リズムを打ったりすることで、歌う心やリズム感を養う」こと。
・ソルフェージュの効果は
・初めての楽譜を見ても、(ピアノを弾かずして)どんな曲か頭でイメージできるようになる
・聴音ができるようになる
・初見演奏だってできるようになる
合わせて見ていただけたらと思います。
読んで下さり(人”▽`)ありがとうございました☆
スポンサーリンク