29 Jan 2016
スカラーです。
今日は、「新米ピアノ講師の失敗談~もっと簡単な教材にすればよかった・・・」についてお話ししたいと思います。
ピアノ指導歴が浅いせいで、いろいろ失敗をしてきました・・・。
中でもやらかしたのが、教材選びです。
その子の能力以上のテキストを与えてしまったのです 🙁
以前に「ピアノランド」の使い方について、お話ししたのですが、「ピアノランド」の進度は一般的なので、「ちょっとこの子手こずるかも!?」という子にはおすすめできません。
で、一度、「この子は時間をかけてあげないとダメやなぁ~」と思った子にこの本をやらせたことがありました。
もう2ページあたりからづまずきはじめたんです。
目次
顔を真っ赤っかにして「もう帰る」と言われた><
この曲から弾けなくなりました・・・。
なんでかと言うと、まず、リズムを読むのに時間がかる、指番号どおりに弾くのに時間がかかる、「ミ」はこの位置で・・・。左手は・・・。とかなって、子どもは何が何だかわからなかったようで、顔を真っ赤っかにし、「もう帰る・・・」と言われてしまったことがありました><
今、振り返ると、私の教える順番がまずかったんですけどね・・・。(反省)
ピアノを弾かせる前にリズム打ちをするべきだった><
ピアノを弾かせる前に、その曲を使ってリズム打ちをしたり、両手の弾き分けの練習をしないといけなかったのです。
そこで、この楽譜のリズムだけにフォーカスして、リズム譜(リズムだけの楽譜)を作ってみたんです。
それからは、その子のレッスンの時は、実際にピアノを弾く前に、リズム譜でリズム打ちをしてからピアノを弾くという2段階の方法ですることになったんです。(1段階目:リズム打ち(ひざ打ち)→2段階目:実際にピアノを弾く)
こういうリズム譜を作って・・・。「ターターターター」と言いながらひざうちをさせたんです。できてきたら、先生のメロディーに合わせて、歌いながらひざうちです。子どもは、楽しそうに歌を歌いながらリズムをたたいています。
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楽譜をつかってリズム打ちもあり!
またはこんな方法もあります。(わざわざリズム譜を作るのが面倒ですからね、こっちの方がラクかもしれません)
子どもによっては、楽譜ではない、別の紙でリズム打ちを嫌がる子がいます。
そんなときは、楽譜をこんな風に縦て、音符を指さして指でリズムうちです。
で次は楽譜を斜めにしてみて・・・。「斜めでもできるかな?」と声掛けしたり・・・。
最終的に真横にした状態で、指でリズムをたどることができたら、ピアノを弾きます。
リズムと左右の弾き分けができてるから、鍵盤ですることは、指番号と鍵盤を押さえることに集中できますからね!
こうやって、2段階にして取り組めば子どもも先生も慌てずに済むのではないでしょうか。
実際のところこのやり方で子どもついてくる!?
人によります。従順で意思がそんな強くない子なら、何も疑問を持たずに先生が言ったことをやってくれます。自我が強くてピアノを弾きたい気持ちが強い子は嫌がります。でも、数年後のことを考えると、地道なこの作業があとあと物をいうのです!なので、リズム打ち(ひざ打ち)を面倒くさがる子には、申し訳ないけれど、ここは我慢してもらって、「まずは歌ってから!」とか「リズム打ちが上手にできたら!」とかしつこく声掛けをしてます(実際なかなか難しいですが^^;)
このあたりはもう先生のあんばいによります。半ページまで進んだらやめるとか調整したらいいと思います。
まとめ
・リズム打ち(ひざ打ち)→ピアノを弾く、の流れにすべし
・楽譜を使って、音符を指でたどっていくリズム打ちも効果的!
同じやり方でもついてくる子と反発する子がいます。このあたりのさじ加減がほんとに難しいなと日々感じています。
読んで下さりありがとうございました^^
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