19 Jan 2018
スカラーです。
「クオリティーが高い!初めてピアノを弾く子どもにおすすめの楽譜、
「ピアノランド」を紹介したいと思います。
余談ですが、ピアノをまったく触ったことのない初めてのレベルを「導入」という言い方をします。
導入の教材は、楽譜屋さんに行けば、たくさんあってどれを買ったらよいかわからなくなります 🙁
なので、選ぶ一つの基準になればと思い、実際に使った感想も交えてお伝えしたいと思います。
私のやり方ですが、おすすめしたいのは「ピアノランド」です。
教える対象は?
小学校1年生です。
この本の良いところ!
この本の良いところは、何と言っても、全曲に歌詞がついてて、しかも、ピアノ伴奏が素敵なところです。
例えば、一番最初のこの曲。
「どどどど どーなつ」ですが、曲自体は「ド」しか出てきません。真ん中の「ド」を左右で引き分ける練習です。
メロディーだけ弾くと、ただ「ド」だけ弾くのでおもしろくないんですけど、ピアノ伴奏と合わせるととっても素敵です。
しかも、全ページカラーで見やすいので、子どもたちに人気です。男の子にも使えます。
この曲もリズム感があってとってもいい曲なんです。「えんそくだ わっはっはっ」。
伴奏を合わせるといい感じです。
あと、指番号が書いていないところも魅力の1つ。(指番号を見て音符を覚えてしまうのを防ぐことができます)
基本的にはこれで満足しています。でも、やっぱりどんな本を使っても使いにくい箇所は必ず出てきます。使ってみてちょっとイマイチやなって思うところを紹介したいと思います。
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イマイチ使いづらいと感じるところ><
進む速度が速いかなぁと感じます。この1冊で、右手「ドレミファソ」、左手は「ドシラソファ」まで下がります。音符を読むのが早い子はどんどん進めるのですが、リズムとか音符を読むのに時間がかかる子やと苦戦すると思います(実際苦戦しました・・・)。
なので、「ピアノランド」を弾かせる前に、「ともだちピアノ」を弾かせるとうまくいきます。
小学校低学年でこの拍子を説明する方法が難しいので、飛ばしています(笑)
一度、8分音符が1拍で・・・。とか説明して弾いてもらったことがあったのですが、あまり理解してもらえず、リズムがぐだぐだになって失敗に終わりました(汗)
この本を作られた著者は、この部分を、「子どもに理屈なんかあと。まずは先生が弾いて見せてリズムの感じ方を教えたらよい」とおっしゃっているのですが、実践するのが難しいです(><)
なので、弾かせるのではなく、先生が伴奏して、子どもがそのリズムで歌えたら合格にしています。
何だかデメリットが多くなったけど(汗)、
総合的には、初めてピアノを弾く教材にしては、音楽的に優れているので、子どもたちに弾かせたいんです! なので、デメリットを補いながら使っています。
どんな子が向いている!?
向いてる子・・・カンのよい子、負けず嫌いな子
ちょっと苦戦する子・・・リズムや音符を読むのが苦手な子、おっとりしている子
※おっとりしている子には、先に「ともだちピアノ」をさせてから使います。
1巻が終わったらそのあとは・・・?
私は、2巻には行きません。
複雑なリズムが急に出てきたりして、たちまち難しくなります。
あと、楽譜が小さくなるので見づらいです(1巻は音符がとっても大きくて見やすかったのに・・・)。
なので、1巻が終わったら「オルガンピアノ」(記事はこちらです)に移ります。
※「初めてピアノを弾く子どもにおすすめの楽譜」の記事に戻る
教材選びの参考になったらうれしいです^^
読んで下さりありがとうございました^^
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