1 Feb 2016
スカラーです。
今日から2月ですね! 春が待ち遠しいです><
「【番外編2】ピアノを初めて弾く子どもへの教え方 ~譜読みの仕方」についてです。
前回、「いきなりピアノは弾けない!」(前回の記事はこちらです)についてお話ししました。
では早速行ってみたいと思います。
目次
【教える対象】
小学校低学年の子ども
※字が書ける、数字が読める、1~10まで数えられるレベルです
歌ったり、リズムたたいたり、左右の弾き分け・・・
この楽譜を例にあげていますね(ピアノ導入教材「ピアノランド」の曲です)
・先生と一緒に歌う
「歌う」ことで、テンポやリズムを確認します
・リズムを確認します(伸ばす音の確認など)
「「なーつの」の「なー」は伸ばす音だよ」を声掛けします。
・左右の弾き分けをします
「線が下に伸びているのが、左手で弾くところだよ」と声掛けします。
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ピアノのふたでリズム打ち!
ひざ打ちやとこんな感じで。(とっても地道な作業ですが、かなり頭が整理されます)
ドレミの音符を教えます ※あわせて鍵盤の場所も教えます
・次に「レ」を教えます。
「「レ」は1本目の線の下にある音だよ。レの音にマルをしてごらん」と声掛けです。レの音に好きな色でマルをしてもらいます。同時に「レは何番の指で弾く?」と声掛けをします。
ここまでが終わって、ようやく弾くことができます。この段階を踏めば、かなり弾きやすいです!
※この時点では、「これは2分音符で2拍、4分音符2つを合わせて4拍だね」とかいう言い方はしません。
教えるポイントは?
ピアノを弾く前に、リズムと、左右の弾き分けがわかっていることです。あとは、リズム打ちのとき、音の長さの説明は後回しで、それやったら、2分音符の説明の場合、「これは音符が白いね、黒い音符より長く伸ばすんだよ」とか、黒い音符と白い音符の違いをわからせることが先かなと思います。あとは、「「レ」の音は、この鍵盤を押すんだよ」と声掛けをし、音符と鍵盤の位置を一致させることをしつこく続けたらいいと思います。
続けてたら子どもはどんな風になる?
実際、教えている生徒で、前やったら、「レ」の音はどれ? 「ミ」の音は? と言ってから楽譜にチェックさせていたのですが、最近はこちらが言わなくても自ら「これが「レ」で「ミ」はこの音で・・・」、と自分なりに楽譜を読めるようになってきています(ピアノ習って4カ月目ぐらい)。左右の弾き分けも、左で弾く音符にチェックして、「ここは左で弾く」と自ら書くようになります。これは自分で譜読みをするクセをつけさせる練習になっているのです。「譜読み=楽譜を読む力」のことです。
こんな感じで、すぐピアノを弾かすのではなくて、段階をおって、1つずつ丁寧に教えてあげたらいいと思います。でも実際、教えるのに時間がかかるし、頭で考えることを嫌がる子がいますが、ここは踏ん張って、時間をかけて、繰り返し声掛けをしていくと、自分で楽譜を見ようとします。
まとめ
・先生と一緒に歌う
・リズムの確認
・左右の弾き分けの確認
・ピアノのふたでリズム打ち(おひざでリズム打ちでもOK)
・「ドレミ」の音符教える(鍵盤の位置も)
※数カ月続けてたら、自分で音符が読めるようになってくる
少しでも参考になればうれしいです。
読んで下さりありがとうございました^^
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