26 Apr 2016
スカラーです。
今日は、「(新米講師向け)5歳の女の子のピアノの体験レッスンの内容」についてお話ししたいと思います。
この間、5歳の体験レッスンの問い合わせがありました。
いろんな本を読んだり過去の体験レッスンのこととか参考にしながら、自分なりに考えてみました。
それがこちらです。(これが最善なのかどうかはわかりませんが・・ 😯 )
体験レッスンの内容
・ピアノに合わせて太鼓をたたこう(5分)
・音符を読んでみよう(5分)
・ピアノを弾く(10分)
・音符を書こう(5分)
・リズムをたたこう(5分)
※順番は自分のやりやすい流れで良いと思います。
※30分の体験レッスンでした。ちょっと長かったかな。
時間配分は?
体験レッスン30分
親への説明10分
計40分ほど見ています。
具体的にどんなことをする?
では、1つずつ見ていきましょう。
・ピアノに合わせて太鼓をたたこう
先生の伴奏に合わせてリズムをたたきます。
3パターンのリズムをたたきます。
4分音符、2分音符、8分音符、きちんとリズムの聞き分けが出来るかをチェックします。
→(先生の声かけ)
・「お母さんも一緒に手拍子をしてあげてください」
・「緊張しないで大丈夫だよ。ちょっと深呼吸しようか!」
・「少しゆっくりになるよ」「最初のリズムに戻るよ」
・「もう少し続けようね」
・「最後は少しスピードが速くなるよ」とか
いろんな言葉で子どもにわかりやすく声かけをしてあげます。
※実際、ピアノを弾きながらしゃべるのは大変です・・・汗
・音符を読んでみよう
今から弾く楽譜を見せながら、
「これは音符って言うんだよ。ピアノを弾くときにとっても大事だからがんばって覚えようね」とか言って、今日は、ドレミは教えずに、「ドレミは、123の指で弾くんだよ」と言います。ここはさらっと流します。
・ピアノを弾く
初めてピアノを弾くので、指番号を見て弾いてもらいました。
先ほど、ちらっと説明した音符を弾きます。
この時に、「ド」の場所を知っているか聞いてみます。「ドの場所わかる?」と聞いてみて、わからなかったら教えます。「ドレミは、123の指で弾くんだよ。やってみようか」と言います。
※子どもはとっても緊張してるので、指の形がむちゃくちゃでも、きちっと指番号で弾けていたらOKです。
・音符の色ぬり
幼児はお絵かきが好きなので、音符を書いてもらいます。
5線を書いた紙を用意します。
じゃあ「先生が書いたようにマネして書いてね」と言って、やってもらいます。
で、「ドレミ」の説明をかなり、丁寧に説明します。
※ドレミの具体的な教え方はこちらを見てください。
お絵かきは一見、ピアノと関係がなさそうですが、きちんと指先が動く子は、
きれいな線をかいたり、マルを書くことができます。
手先が器用かそうでないか、丁寧か、雑かをチェックします!
・リズムをたたこう
最後にリズムです。(これは、最初に始めてもよかったかな)
2分音符(ターアン)、4分音符(ター)、8分音符(ティティ)の3種類のリズムを打ちます。
※5歳やと、ラクラクやってくれます。
※体験では、「二分音符は2拍でね・・・」とか言う説明はしてないです。
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事前にどんな準備をしておく?
・今日やることリスト
・楽譜をコピーしたもの
・5線を書いた白い紙
・クレヨン
・教室のチラシ・レッスン規約(親への説明)
※今日やることリストはこんな感じのを作ります
今回使ったもの
※今回使った本はこちらです。
「うたとピアノの絵本(1)みぎて」
※両手はとてもじゃないけど、できないので、最初はみぎてだけ教えます
※使ったクレヨンはこちらです。
「水で落とせるクレヨン」
最後に・・・、
5歳は、小学生と違って、まだ理解する力が少ないです。なので、先生が毎回、毎回、同じことを繰り返し言い続けなくてはいけません。覚えるのも早いけど、忘れるのも早いです(笑)。
分かってもらえるまで、「何回も言い続ける」。これポイントです!
※教え方⑪ ~体験レッスンのやり方の記事に戻る
読んで下さってありがとうございました!
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