26 Jan 2016
スカラーです。
今日は、「新米ピアノ講師向け!ピアノを初めて弾く子どもへの教え方⑫~初回のレッスン編」です。
音大出てないけどピアノを教えたいあなたへ
今は会社員やけど、いつか自分もピアノを教えたいと思っている。
今もピアノを習っているから、教えられる技術は十分に備わっている。おまけに実家暮らしやから教えられる環境だってある。
なので、始めようと思ったらいつでも始められる状態。
でも、音大出てへんし、自分には無理なんじゃないかと思っている
そんなあなたのための記事です。
前回は、「体験レッスンのやり方に」ついてお話ししました(記事はこちらです。)
今日は、「初回のレッスン編」です。
【教える対象】
小学校1年生(小学校低学年)
※字が書ける、数字が読める、1~10まで数えられるレベルです
【初回のレッスンでやること】
①動物カードでリズム打ち
2分音符が2拍とかを教えます。ポイントは、白い音符と黒い音符の違いを分からせることです
例えば、「これはウシさんのカード。裏面を見てごらん。この音符は白いマルに線がついた形をしているね。叩き方は「ターアン」だよ」
「これはいぬさんのカード。これは黒く塗りつぶした音符だね。叩き方は「ター」だよ」
「これはネズミさんのカードだね。黒マルが2つあるね。縦の2本の線がくっついてるね。これは「ティティ」っていう叩き方をするよ」とか言ったりします
②「ドレミ」を教える
「ドレミファソラシド」を書いた用紙を見せます。一本一本丁寧に説明します。※だいたい真ん中の「ド」は読めるので「レ」や「ミ」の覚え方に重点を置きます。
「レ」の教え方。
「1本目の線の下にぶらさがっているのがレだよ」
「ミ」の教え方。
「1本目の線にぐさっと突き刺さっているのが「ミ」ね」とか言ったりしてます
ポイントは、「線につきささっている音はどれかな?」と声掛けをして、線に突き刺さっている音、線の間にある音を区別させます。
③ピアノを弾く
ピアノ教材「ピアノランド」を使ってるので、次のページの「さらさらおがわ」を弾きます。
「ト音記号は右手で弾くよ。へ音記号は左手で弾くのね」とか言います。
「じゃあ、左手で弾く音符にマルをつけようか」といって、左右の弾き分けをさせます。
あと、子どもに弾かせる前に、先生が弾いて見せて曲のイメージをつけてあげます。
【まとめ】
・動物カードでリズム打ち(2分音符、4分音符、8分音符を教える)
・「ドレミ」を教える(線に突き刺さる音、間にある音を認識させる)
・ピアノを弾く(先生が見本を見せてから弾かせる)
5才の場合は・・・?
5才バージョンを作ってみました。
5才の子どもへの声掛けや、使っている本も紹介しています。
参考になったらうれしいです♪
読んで下さりありがとうございました^^
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