スカラーです。
今日は、「ピアノの体験レッスンで用意しておいた方が良いこと」についてお話ししたいと思います。
何か曲を持って行った方が良いのか、持って行くとしたらある程度完成した状態で持って行った方が良いのか？
というか、ピアノを弾くのが初めてやから、そもそも持って行く曲がない。
はたまた、ブランクが長すぎて弾ける曲がない・・・、などピアノ歴によっていろんな悩みがあるかと思います。
なので、ピアノ歴に応じて何を用意したら良いのかを考えてみました。
またピアノ講師の目線も入れながらお話ししていきますね。
ピアノ歴ゼロの場合
これからピアノを始めたいという方は、本当に何も用意をしなくてもいいです。
用意してほしいのは、自分の考えをまとめておくことだけ。
・なぜピアノを始めたいと思ったのか？
・どんな曲を弾いてみたいのか？
・レッスンの要望はあるのか？（基礎からみっちりか、ある程度自由に弾かせてほしい等）
これらを先生に話せるように準備しておいてほしいです。
で、家に楽器がない場合は、体験レッスンまでに楽器を購入する必要はもちろんありません。体験レッスンに行ってみて、実際にピアノを習うことが決まったら購入されたら良いです。安い買い物じゃないですからね。そこは慎重に！
ピアノ歴ゼロやけど、実はちょっと弾ける場合
誰にも習っていないけど、家で自己流で弾いている方って意外に少なくないと思います。
この場合は、「習ってないけど、家でこれを勝手に弾いてます」と言って、楽譜を持ってきて（恥ずかしいと思うけど）弾いてほしいです！！
正直に話してくださるおかげで、先生としてもどの程度のレベルの曲をどれくらいの完成度で弾いているかがわかるので、あとあとレッスンがしやすくなります。
また長年悩んでいることとか、疑問に思っていることとか、たくさん質問していただけるととってもうれしいです！
何十年ものブランクがある場合
何十年ものブランクがある場合は、そもそも弾ける曲がないかもしれないので、
体験レッスンで無理に弾いていただく必要はないです（弾けるのであればそれに越したことはことはないですけどね・・・）。
ただ、これまでどんな教本を使っていたのか、どんな曲を弾いてきたのかは教えてもらいたいので、
楽譜は持参してほしいです。
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ピアノ経験者の場合
経験者さんの場合は、ひとまず完成した曲を披露する方が良いと思います。
ピアノの先生としては、体験レッスンの時に、生徒さんのレベルを判断するので、完成した曲を持って行くのと、まだ譜読み段階の曲を持って行くのとでは雲泥の差があります。
譜読み段階の曲を持って行っても、先生に「なんやこの程度か。この子は一体どのレベルまで弾き込む子なんやろう。この子のベストはどれぐらいなんやろう」と思われてしまい、生徒の正確なレベルを判断することができません。
でも完成した曲にすれば、「ふむふむ。これぐらい完成させてくる子なんやな。これがベストやとすると、ここをこうすればもっと良くなるな」と改善点まで教えてくれます。
体験レッスンで先生に誤解されたらもったいないので、誤解されないよう今の自分を見てもらえる曲を選びましょう。
※何度も練習しても弾けない曲を持って行くのもアリですよ！先生に助言してほしい曲を持って行くのが良いです。
まとめ
ピアノ歴ゼロの場合
何も持って行く必要はない。自分の考えをまとめておく。
ピアノ歴ゼロやけど、実はちょっと弾ける場合
独学していたことを正直に話して、勇気を出して弾く。
何十年ものブランクがある場合
無理に弾く必要はないけど、楽譜は持参する。
普通にピアノ経験者の場合
誤解のないように、今の自分のベストがわかってもらえる曲を弾く。
最後まで読んで下さりありがとうございます！
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