25 Jan 2019
スカラーです。
今日は読者さんの質問に答えたいと思います。
「ハノンのスケールの練習をしてますがうまくいきません。指使いが右手、左手別々だとできますが、両手になると弾けません。闇雲に、毎日練習していますが、特に2オクターブになると指が無茶苦茶になります。どうすればいいですか?」
とのことです。
スケール(音階)の練習って簡単そうで意外に難しいんですよね(^-^;
とくに1オクターブ以上になると指がくちゃくちゃになってしまうお気持ちがとってもよくわかります。
これはですね。片手では弾けているということなので、
両手で合わせる練習をとことんやります。
スケールの練習方法
まずはスケールの練習方法です。まずは右と左手指かえのタイミングが違うので、2つに分けて練習をしていきます。
練習①
まずは、あえて「ドレミファソ」までの練習をします。
ポイントは、「右が先に指かえ」をするということと、
ソを押した時点で、右2、左1の指になっているかを確認することです。
練習②
今度は「ソラシド」だけの練習をします。
ここは、「左だけ指かえをする」と覚えましょう。
途中から弾くのが難しいところですが、ここは我慢です。
で、練習①②を続けて弾いてみてください。
とにかくできるようになるまで、1回でやってしまわずに、必ず2回に分けて練習をしてみてください。そして、指かえをするタイミングは、「右が先」やと覚えてください。
あとは、右手は自然に指が動くぐらい練習をしておいて、
左のスケールに右を合わせる感じで弾けばできてくると思いますよ。
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2オクターブのスケールの場合
では次に、2オクターブのスケールのやり方をお伝えしたいと思います。
2オクターブのスケールで、指がくちゃくちゃになる箇所はおそらく、オクターブの入り口の部分やと思います。練習の方法としてはこちらも2つに分けて練習していきます。
練習①
あえて、「ドレミファソラシド」で一度ストップする練習をします。
このときに、最後のドの音が、右も左も1の指になっていることがポイントです。
これができるまで何回もやってみてください。
この練習ができるようになったらスケール練習が半分ぐらいできたも同然です(^o^)/
練習②
あえて、「レミファソラシド」だけの練習をします。
このときに、レを右2、左4から始めることがとっても大事です!
で、最後のドの音が右5、左1で終われてたら合格です。
これができたら、練習①②を続けて弾いてみてください。
確実に以前よりも指が動いているはずです。
最後に
スケールの練習をしているときに指がこんがらがってしまう場合は、
自分がどの辺りで指がおかしくなるのかを、きちんと自分なりに分析することが大事です。
「弾けていない箇所を自分なりに見つけて分析する」これ、とっても大事です。
どの辺りでおかしくなるかがわかったら、あとはそこを集中して弾き込んでいけば必ず弾けるようになりますから。
頑張って練習してもらえたらと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました☆彡
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