17 Jul 2016
スカラーです。
この写真を見て、びっくりされましたか? これは電子ピアノの中身です!!
今日は、「ヤマハクラビノーバの電子ピアノの修理のお値段は?」についてお話ししたいと思います。
愛用しているヤマハのクラビノーバが壊れました。故障は2度目です。
購入したのが2007年やから、買ってから9年ほど経っています。
4年前にも一度こわれちゃって、修理に来てもらったんです。
(その時は、小さい音で弾きたいのにセンサーがおかしくなっていて突出した大きい音が鳴ったりして最悪でした)
鍵盤をたたくとカチカチした音が鳴る・・・
で、今回はどこがおかしいかというと・・・。
鍵盤をたたくと、カチカチした音が鳴るんです(頻繁に使っている鍵盤のところです)。で、最初おかしいなとか思いながらも使っていたら、一カ所だけおかしかったのに、おかしい場所が増えて来て、とうとう1オクターブ分ぐらいの音がカチカチ言い出しました。
おまけに、強く打鍵をすると、鍵盤の跳ね返りがなく、鍵盤がずっと沈んだまま・・・。
で、自分で鍵盤を押しあげたりして、また弾いていました。
さすがにもうやばいと思って、慌てて修理屋さんに来てもらうことにしました。
で、どこに連絡したらよいかわからなくて、とりあえず、ヤマハのメーカーさんに電話を入れました。
すると、とっても丁寧な技術者の方が対応してくださいました。
フェルトが劣化していた・・・
「カチカチ音と、鍵盤が沈んで戻ってこない」原因は、フェルトが消耗してるからとのこと。
「鍵盤にフェルト状のクッションのようなものをかましてあって、そのクッションが消耗して、薄くなって、ダイレクトにプラスチックの音が鳴っているから」とのこと。
カチカチは、むき出しになったプラスチックの音だそうです。で、フェルトがはがれて伸びきっているから、鍵盤に強い力を入れたときに、ぶらーんとしたフェルトに引っかかって(?)鍵盤が戻ってこないそうです。
メーカに連絡をすると修理代25,000円
で、修理に25,000円前後かかると言われました・・・。
まあ、電子ピアノの本体が、30万ぐらいしたから、許容範囲かなとか思っていたら、
なんと、その方ほんとによい方で、「うちやと大阪から出向くので出張費が高くつきます。十字屋さんで購入したんやったら、十字屋で修理してもらった方がいいです。十字屋は京都にあるから出張費がそんなにかからずに修理代が安くでおさまりますよ」と言ってくださったんです!(なんて良い人!!感動)
そういえば、一度修理に来てもらったときは、十字屋さんに連絡をしたことをすっかり忘れていました。
なので、ヤマハの方には申し訳ないけど、ヤマハはやめて、十字屋さんに修理をしてもらうことにしました。
十字屋さんやと修理代16,000円
で、早速十字屋さんに来ていただきました。
修理代ですが、税込で、ざっと16,000円でした。
内訳
技術料・・・10,000円
出張料・・・2,000円
部品代・・・2,800円
消費税・・・1,184円
合計15,984円
今回はフェルトが劣化したので、新しいフェルトに変えるだけで元通りになりました。
これは、ヤマハの技術者の方がおっしゃってたんやけど、故障は2パターンあって、
部品の消耗が原因の故障と、電気回路の故障があるみたい。消耗している場合は部品を変えたら元通り。でも電気回路の故障は結構ややこしくて、当時の部品がないと修理ができないみたいです。
なので、電気の部分が壊れない限りは、長く使い続けられるみたいです(ホッ・・・)。
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(必見!)電子ピアノの中身
おまけです。
修理中の電子ピアノの中はこうなっています!(めったに見ることはないので貴重です!)
これが普通の状態
ねじを外して解体していきます
じゃじゃん! 電子ピアノはやっぱり機械や!!
鍵盤だけとりました。
黄色で囲ったところがフェルトです。新しいのに交換した後の写真です。
これで、やっと練習を再開できる!
実は・・・、これで英雄ポロネーズを練習しています・・・。
そりゃ壊れるわな・・・。
今日も読んで下さりありがとうございました☆彡
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