17 Feb 2022
スカラーです。
今日はですね、「トルコ行進曲」(モーツアルト)を紹介したいと思います!
トルコ行進曲・・・、それはピアノを弾かれる方の憧れの曲ですよね!
そして決して安易な気持ちでは弾いてはいけない(^^;)、噛めば噛むほど難しさが増す曲(あんまり脅かしてもいけませんが・・・)。
私がこの曲を初めて弾いたのは高校生のころです。
同級生でピアノを習っていた友人の家で、2人で弾き合いっこをしたことを覚えています。
冒頭、中盤は、まあ大丈夫なのですが、
この後半のここですね。
ここがどうしても弾けない。もう指が追い付かない。しんどい・・・。と友人とよく嘆いていました。
あと、やっとこのオクターブが過ぎたと思ったら、最後は4和音、装飾音符が出てきて、
指の疲労はマックスへ(笑)。
それでも最後まで音量マックスで元気よく終わるというもの。なんて拷問なんやって思っていました。
それでもやっぱり、この堂々とした曲。元気が出る。かっこいい、ピアノが上手くなったような気がする。
そんなことを思わせてくれる名曲です。
ゆっくり動画とったので、ぜひ参考にしてください!
ゆっくり動画①
冒頭のところ。
※ワンポイントアドバイス
とにかく右手は軽やかに。左手も和音を弾きますが、スタッカートを意識して軽く、軽く弾きましょう!
ゆっくり動画②
サビの1オクターブのところ。
※ワンポイントアドバイス
右手は1オクターブで弾きます。1オクターブの幅をしっかり覚えること。手に染み込ませることが大事です。
左手のアルペジオも軽く!軽く!
ゆっくり動画③
右手16分音符の連続のところ
※ワンポイントアドバイス
音自体は難しくないんやけど、ミスなく正確に弾きこなすのが難しい部分です。
リズム変奏などして、しっかり指に覚え込ませましょう。
ゆっくり動画④
ここも16分音符の続きです。
※ワンポイントアドバイス
③と④は、決して連続して練習しないこと。ここをしっかり分けて部分練習していくと、
ミスのない確実な演奏ができるようになります。
ゆっくり動画⑤
再び、サビの1オクターブが登場です。
※ワンポイントアドバイス
⑤と②はまったく同じなので、②が弾けるようになれば自然とここも弾けます。
ゆっくり動画⑥
再び、最初に戻ります。
※ワンポイントアドバイス
ここも、⑥は①と同じなので、①をしっかり練習すれば弾けます!
ゆっくり動画⑦
いよいよ来ました。この1オクターブをバラして弾くところです。
※ワンポイントアドバイス
ここがこの曲で一番の難所です。ここはゆっくりの速度で何度も何度も練習しましょう。
とにかく手に一切の無駄な動きをさせないことが上手に弾くコツです。
ゆっくり動画⑧
右手4和音のところです。ここまでで、もうすでに手の疲労がマックスなのですが、さらに4和音を弾かないといけず、
体力が追い付かないところです(^^;)
※ワンポイントアドバイス
アルペジオ、装飾音符は適当に弾かず、ゆっくりのテンポから確実な譜読みをしましょう。
決して、続きから弾かず、ここから練習をするのがポイントです。
ゆっくり動画通し
最後まで通した動画です。
スタッカートや装飾音符がたくさん出てきますので、楽譜に注意しながら、丁寧な譜読みを心がけましょう。
参考になればうれしいです。
今日も読んで下さりありがとうございました☆彡
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