26 Sep 2020
こんにちは!
スカラーです。
今回は、ブラームスのワルツ第15番についてです(※詳細はメルマガの方でお伝えしています)。
ブラームスのワルツは全部で16曲あるのですが、
その中でも15番がぶっちぎりに有名です!
あなたは聞かれたことがありますでしょうか?
この曲のどこが良いって、とにかく旋律が美しい!!
温かく穏やかで包み込まれるような優しい優しいメロディーなんですよね(*^-^*)
購入者さんで、「この曲は知りませんでしたが、とっても素敵な曲ですね」とおっしゃってくださった方もいらっしゃいます。
ワルツ15番ってこんな曲!
で、この曲なのですが、原曲はこんな曲です。
この原曲をちょっと詳しく見ていきたいと思います。
原曲のまま弾くのはちょっと難しい・・・
まず、♭(フラット)が4つもついています。この段階で難易度がグッと上がります。
続いて左手の音数の多さ。
これは、(音を同時に押すんじゃなくて)1音ずつバラバラに弾く奏法のことなんです。
ブラームスって、平気で1オクターブの和音とかを使わはるので、結構弾きにくいのです(手が大きかったのかなぁ)。
しかも曲が盛り上がるところじゃなくて、序盤の静かなところでも、容赦なく1オクターブの和音が入っているので、しっとり静かに弾くのがホントに難しい(>_<)
右手も同じで、とにかく音域も広いし、音数も多いし、楽譜どおりに弾いちゃうと、どうしても音が大きくなっちゃって、結果、ガチャガチャ聞こえてしまうんですよね・・・(^-^;
技術的にものすごく難しいブラームスなのですが、上級者さんじゃなくても、この美しい旋律を弾いてもらいたいなという思いから、弾きやすいようにアレンジをいたしました!
スカラーのアレンジだとどうなる?
アレンジでは、とにかく弾きやすいように、何の調号もつかないハ長調に編曲しています。
そして、左手の音をできるだけ削り、一定のリズムで伴奏が刻めるようになっています。
右手も同様に、メロディーは和音はやめて、単音(1つの音)のみにしているので、かなり弾きやすくなっています。
結構音数を減らしているので、原曲とかけ離れているのでは!?と思われるかもしれないですが、
和音進行はそのままなので、曲の雰囲気は損なわないようになっています。
曲を聞いていただくだけでも良いのでぜひこの曲の存在を知ってもらえたらうれしいです。
音源
以上、ブラームスのワルツ第15番についてでした。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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