京都生まれ☆音大出てないピアノ講師のはんなり日記です^^

ブラームスのワルツ第15番

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!
スカラーです。

今回は、ブラームスのワルツ第15番についてです(※詳細はメルマガの方でお伝えしています)。

ブラームスのワルツは全部で16曲あるのですが、
その中でも15番がぶっちぎりに有名です!

あなたは聞かれたことがありますでしょうか?

この曲のどこが良いって、とにかく旋律が美しい!!
温かく穏やかで包み込まれるような優しい優しいメロディーなんですよね(*^-^*)

購入者さんで、「この曲は知りませんでしたが、とっても素敵な曲ですね」とおっしゃってくださった方もいらっしゃいます。

ワルツ15番ってこんな曲!

で、この曲なのですが、原曲はこんな曲です。




そして楽譜はこんな感じ!
※ネットからお借りしました

この原曲をちょっと詳しく見ていきたいと思います。

原曲のまま弾くのはちょっと難しい・・・

まず、♭(フラット)が4つもついています。この段階で難易度がグッと上がります。
続いて左手の音数の多さ。

左手の和音の横に、「なみなみ」の線がありますよね。

これは、(音を同時に押すんじゃなくて)1音ずつバラバラに弾く奏法のことなんです。
ブラームスって、平気で1オクターブの和音とかを使わはるので、結構弾きにくいのです(手が大きかったのかなぁ)。

しかも曲が盛り上がるところじゃなくて、序盤の静かなところでも、容赦なく1オクターブの和音が入っているので、しっとり静かに弾くのがホントに難しい(>_<)

右手も同じで、とにかく音域も広いし、音数も多いし、楽譜どおりに弾いちゃうと、どうしても音が大きくなっちゃって、結果、ガチャガチャ聞こえてしまうんですよね・・・(^-^;

技術的にものすごく難しいブラームスなのですが、上級者さんじゃなくても、この美しい旋律を弾いてもらいたいなという思いから、弾きやすいようにアレンジをいたしました!

スカラーのアレンジだとどうなる?

アレンジでは、とにかく弾きやすいように、何の調号もつかないハ長調に編曲しています。
そして、左手の音をできるだけ削り、一定のリズムで伴奏が刻めるようになっています。
右手も同様に、メロディーは和音はやめて、単音(1つの音)のみにしているので、かなり弾きやすくなっています。

結構音数を減らしているので、原曲とかけ離れているのでは!?と思われるかもしれないですが、
和音進行はそのままなので、曲の雰囲気は損なわないようになっています。

曲を聞いていただくだけでも良いのでぜひこの曲の存在を知ってもらえたらうれしいです。
音源




 

以上、ブラームスのワルツ第15番についてでした。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

スポンサーリンク

 

この記事を読んだ方は、こちらの記事も読んでいます

関連記事

プロフィール


はじめまして! スカラーと言います。 京都生まれの京都育ちです。音大を出ていないけどピアノ講師をしています。 小4からピアノを始めたので、初見力なし、音感なし。ピアノも特別上手じゃありません。ピアノ教室を開くまでに、いろんな葛藤があり13年もかかってしまいました。

プロフィールは はじめにこちらへ♪を読んでもらえたらと思います

メルマガやってます


大人のピアノ初心者さん向けは こちらの記事へ
特典「ここまでは教えてくれない!ピアノの姿勢・脱力・手のフォーム・弾き方」(動画)あり!

新米ピアノ講師さん向けは こちらの記事へ
「ピアノを教える上で大事なポイント」を全7回に分けてお伝えしていきます!

動画レッスン開講します♪


大人初心者さん向けのオンライン教材です。童謡やクラシックの曲が弾けるようになります。全曲サポート付き。
【1~3弾セット】こちらの記事へ

ピアノ講師1年生のためのはんなり流ピアノの教え方


ピアノの教え方のオンライン教材です。音大を出ていなくてもピアノ講師になれます!一緒に夢を叶えませんか!?
詳しくはこちらの記事へ

【初級~上級まで】スカラーアレンジの楽譜を作りました

スカラーがアレンジした曲の一覧が見たい場合は、
こちらを覗いてみてくださいませ。
便利な指番号付きですので、早速練習に取り掛かっていただけます!
詳しくはこちらの記事へ

ピアノ教室



スカラーのピアノ教室です。(京都市左京区)。
叡山電鉄「修学院」駅から徒歩20分。
※2019年4月より千葉に引っ越したため閉鎖

特集

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930