8 Oct 2016
スカラーです。
今日は、ピアノのペダルのお話しです。
大人からピアノを始める方が、初めてペダルを踏むとき、とっても苦労されるかと思います。
以前、大人の生徒さんで、生まれて初めてペダルを踏むことになったのですが、その時、まったくと言っていいほどできませんでした・・・。
どうにもこうにも足と手が一緒に動いてしまい、音がきれいにつながらないのです。
おまけに生徒さんからこう言われました。
「すみません。ペダルわかりません。というか、そもそもなんでペダルを踏むのかがわかりません」とのこと・・・。
ペダルを踏む理由がわからなかったら、そりゃ練習する気が失せますよね。
ということで、なぜペダルを踏むのか? 「そもそも、どうして?」という所からお話ししたいと思います。
そもそもなんでペダルを踏むのか?
で、なんでペダルを踏むのかですが、音楽を立体的にするためです。
この赤く囲った部分をピアノで弾きました。
こちらはペダルを踏まないで弾いた場合。
ペダルを踏んで弾いた場合。※よ~く耳を澄ませて聞いてください
この違いわかりますかね?
ペダルなしは、1つ1つの音を鳴らしたら、音が消えてしましますね。簡素というか味気ないというか・・・。
でも、ペダルありの場合はどうでしょうか。1つ1つの音が積み重なって、
とってもきれいですよね。ハモっているという表現が良いかな。
カラオケでいうエコー状態です。なので、音楽が立体的に聞こえるのです!
では、実際にペダルを踏んでみたいと思います。
ペダルの踏み方
口では説明しづらいので、動画にしました。
この楽譜の右手だけを弾きました(赤い線のところ)
(良い例)
※次の音を弾くときはどうしても手が離れますよね。でもペダルは残したままです。
次の音を弾く直前で、「パパッ」と素早くペダルを踏み変えます。かなり足に神経を使っています。
(悪い例)
※次の音を弾くときに、ペダルも(手と一緒に)離れてしまいます。これやと、ペダルを踏んでいる意味が全くありません・・・。
(イマイチな例)
※悪い例よりはマシですけど、これもダメです。次の音を弾くときにまだ、音が切れています。
でも初めて踏んだ方はこうなります。これを、音が切れないように、ギリギリまでペダルを踏みっぱなしにします。「ギリギリまで」というところがポイントです。これを繰り返していくと「良い例」のように弾くことができます。
さきほど、次の音を弾く直前で、「「パパッ」と素早くペダルを踏み変える」と言いました。
実は、これが一番難しいのです><
なので、次は、もっとつっこんで、ペダルを踏むタイミングについてお話しします。
ここが、私が一番言いたいことです。ここからが重要です!!
【重要】ペダルを踏むタイミングは?
どのタイミングで踏むのが一番良いのか、かなりフォーカスしてお話ししてます。
ピアノ経験者の方も、未だに「どうやってペダル踏むんですか?」と質問されます。
私も、ペダルを踏むときは最新の注意を払っていますし、気を抜くと、間違った踏み方をしてしまうくらいです。それくらい、奥が深いものです。
何度も何度もペダルの練習をして、自分なりの感覚を見つけ出してください。
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足のどのあたりで踏むのか?
あと、踏んだり離したりするときは、かかとはつけたままです。
かかとを軸に、足の上下運動をします。
楽譜のどの場所で踏むのか?
このマークが、「ペダルを踏む」です。
※だいたい1拍目はペダルを踏むことが多いです。
最初は楽譜に従ってやった方が良いです。
でも、ペダル表示は、指使いと少し似ていて、「必ず楽譜通りじゃない」のです。
ペダルは自力で音が伸ばせるなら踏まなくて良いし、指使いは、弾きにくいぐらいなら、自分の弾きやすい指使いに変えたらよいのです。この辺は、あいまいな部分です。
ペダルの踏み方は、今でも難しいなぁと感じます。
ペダルが濁らないようにとか、ガツガツペダルを踏まないようにとか、いろいろ考えて踏んでいます。
永遠の課題なのかなぁ~。
参考になったらうれしいです^^
今日も読んで下さりありがとうございました☆彡
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