7 Nov 2019
スカラーです。
今日は、「(大人初心者向け)初心者さんでもピアノが上手く聞こえる理由は?」についてお伝えしたいと思います。
ぶっちゃけそんなにピアノが上手じゃないけれど、「素敵な演奏やったなぁ~」って思うことがあるし、
習いたての方でさえも、「あの人、けっこうセンスあるな」と思わされる場合があります。
それはなぜでしょうか?
ミスタッチを1個もしなかったからでしょうか? それともスラスラ指が動いていたからでしょうか?
う~ん。それもあるんやけど・・・、
答えは、「テンポや拍子感が良い!」からです。
このテンポと拍子感(リズム感とも言うかな)というのが、ピアノが上手く聞こえる最大のポイントなのです。
テンポが良いとは?
テンポは、曲の途中で速くなったり遅くなったりしないということ。終始一定のテンポで弾けているということです。
拍子感が良いとは?
拍子感というのは、例えば、4拍子の曲やのに、急にある部分だけ3拍子になっちゃうとかそういうことです。特別な曲を除いて、曲の途中で拍が変わることはないです。
ミスタッチはないけれど・・・
ちなみに、ミスタッチをしなければ上手に聞こえると思った方は、違いますよ!誤解してはります。
もちろんミスタッチをしないことが良いことなのですが、
例えば、「最初から最後までミスタッチをしなかった。けれど弾きやすいところはスピードが速くなって、
少し苦手なところはゆっくりになっている。リズムの取り方が間違っていて、そこだけ半拍足りない・・・」
これは良くない演奏なんです。
こういう演奏を聞いた人は、「テンポがゆらいで落ち着いて聞けなかった」「船酔いしているみたいだった」となります。
つまりは間違った音は弾いていないけれど、全体的に音楽になっていないことが聞いている人にも伝わるんですね。
テンポが一定やと音楽的に成立する
逆に、「ミスタッチは数カ所あったものの、テンポが一定していて安定感があった。リズムも正確だった」場合は、聞いている人は終始心地よく聞けるんです。心地よく聞ける・・・、それは音楽になっているということなんです。
何かの演奏を聞いて、知らないうちに足や体でリズムを取ってしまうことってないですか?
それは、テンポやリズム感がバツグンに良いからなんですよね。
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まとめ
なので、ピアノが上手に聞こえたい!と思っているなら、
ミスタッチをしないことよりも、一定のテンポで弾けること!、リズムを正確に弾くこと!
この2つを大事にしていきましょう!
ただ、ミスタッチは違う音を弾けばすぐ自分でわかります。でもテンポがゆらいでいるとか、リズムが変なんていうことは、人から指摘されないと気づきにくいものです・・・(;´∀`)
そういうときは、やっぱりレッスンに行くなりして第3者に見てもらいましょう!
最後まで読んで下さりありがとうございました☆彡
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