17 Oct 2017
スカラーです。
先日、世界遺産の二条城に行ってきました!
二条城は前からずっと行きたくって、ようやくタイミングを見つけ行くことができました!!
さすがは世界遺産の二条城! 特に海外の方がとっても多かったのが印象的でした。あと季節柄、修学旅行生の数が半端なかった・・・(笑)。
二条城は、もう皆さんご存知やと思いますけど、江戸から明治に変わることが決まった(大政奉還1867年)場所です。
で、ざっくり言いますと、もともと徳川家康が京都に泊まる時の宿泊所として作られました。
拝観料600円。見学時間は2時間ぐらいかな
二条城はとにかく広い! ゆっくり見学してたら2時間以上かかります。
今回は、二条城の歴史を堪能したかったので、音声ガイドをお借りしました(有料です500円)。
二条城は人が多いので、周りの音がうるさくて、何度も巻き戻して聞いちゃいましたが・・・。
たくさん写真を撮りたかったんやけど、実際に大政奉還を行った場所(二の丸御殿と言います)は撮影が禁止されていて、何にも撮れませんでした~(;´・ω・)
なのでパンフレットを元に今からお話ししようと思います。
二条城は、大きく分けて「二の丸御殿」と「本丸御殿」と2つに分かれています。
メインの二の丸御殿
これが「二の丸御殿」(にのまるごでん)と言われるところ。
上から見ると鳥が群れなして飛んでいるように見えるそうです。
入り口に一番近い部屋が「遠侍(どおざむらい)」。
将軍さんに用事のある人は、まずはここに通されます。で、ふすまの絵がなんと虎!!
これは、「将軍様は偉いんだ!」という権力を見せつけるためだそう。
今でいう応接室なんやろうけど、ふすまが虎の絵やったら威嚇されてるみたいで怖いですよね。
次に進むのが、「式台(しきだい)」。
ここで、老中さんに要件を話したり、手土産をお渡ししたりする場所。
この部屋は、大きな松の絵が書かれています。松には永遠に続く繁栄を表すおめでたい意味があるんですね。
でも、まだ将軍さんには会えません。
いよいよ将軍さんとご対面!「大広間」(おおひろま)。
この部屋は、とっても広くて、一の間(上段)と、二の間(下段)からなって、上段に将軍さんが座られます。天井も将軍さんが座る天井だけさらに高く作られています。そのことが将軍さんをさらに偉大な存在に思わせる工夫だそうです。この大広間で大政奉還がありましたよ~。
続いて、「黒書院」(くろしょいん)。
ここは、将軍さんと近しい人が集まる場所。満開の桜がふすまに書かれていてそれは華麗でした。
最後に「白書院」(しろしょいん)。
将軍さんのプライベートルームです。二の丸御殿から一番遠い部屋。
ここで寝たり食べたりしていたようです。なのでふすまの絵は水墨画とか薄い淡いものが多く、落ち着きのある空間やったらしいです。
あと、「うぐいす張り」が有名ですよね。
廊下を歩くと「キュッキュッ」と音が鳴るんです。その床板がきしむ音が、うぐいすが鳴くような音やということから、「うぐいす張り」と呼ばれるようになったそうです。
でも、意図的に作られたのではないんですって(これに驚いた!!)。まぁ、要は、きしみ!?だそうです・・・(笑)
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本丸御殿は見られませんでした
本丸御殿の中は全く見ることができません。本丸なので、もともとここに将軍さんがいはったとは思うんですけど、火事とかで焼けてしまって、(本丸に戻らず)二の丸に移ったまま生活をした・・・、と聞いたことがあります。
二条城には天守閣(もともとあったみたいやけど、雷とか地震で焼失したみたい)がないのですが、天守閣の跡があったので、そこから撮影。
小さく見える右奥の山が、大文字の山です(かすかに「大」の文字が見えます)。
本丸の内堀の写真です。
二条城は、二の丸御殿の拝観はメインのようでした~。二の丸を見すぎてかなり疲れたのであとはさらっとだけ見た感じ。
途中、お庭も見えるし、自動販売機や休憩所もあります。またゴミ箱も設置されていて、とってもきれいに整備されていましたよ。とても気持ちの良い場所でした。
今日も読んで下さりありがとうございました^^
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