15 Nov 2015

スカラーです。
今日は、(ピアノ初級~中級レベルにおすすめ教本)「おとなのためのピアノ曲集~クラシック編」を紹介したいと思います。
なかなか、自分にあった教材を探すのは大変ですよね。この本は、クラシックの有名な曲が初心者用にアレンジされている曲集です。
この本を書かれた橋本晃一さんは、「おとなのためのピアノ教本」をたくさん書いておられるし、大人だけでなく、子ども向けの本「ピアノひけるよジュニア」なども作られている方です。教材選びに悩んだとき、著者の名前で探してみるのもありやと思います^^
対象者は!?
「ピアノがある程度両手で弾ける人」です。
「ある程度」っていう表現が微妙ですけど、「なんとか弾ける人」やとちょっと厳しいと思います。
例えば、「昔ピアノを1~2年やってたけど、もう一度弾いてみたい」という方が最適です♪
この本はドレミがふっていないので、ドレミの音符が読める人が対象ですね。
なので、まったくピアノが初めて(ドレミの音符も読めない)の方には難しいです。(※ピアノが全く初めてと言う人はこちらの教材をおすすめします^^)
ざっと見て、本の前半がバイエル後半程度、後ろの方ががブルグミュラー程度のレベルかなと思います。
この本の良いところ!
「ブラームスの子守歌」とか、「愛の夢」とか、ゆったりしたテンポの曲が多いので、ゆっくり弾いてもそれなりにいい感じに聞こえます。あと、この本はドレミは書いてありません。また指番号は必要な箇所だけ書かれています。なので、「大人のやさしい教材」と言うよりかは、「大人の正統派教材」という印象を受けました。昔1~2年ピアノを習っていた人には最適やと思います。
本の後半は、和音とか音の数が多くなってきて難しいので、前半の曲をおすすめします。
イマイチ使いづらいと感じるところ><
この教材の冒頭に、ピアノがまったく初めての方でも大丈夫、と書いてありますが、あれはウソです(汗)。この楽譜はドレミが書いていないし、指番号もほとんど書いていないので、初めての方はかなり苦労すると思うのです。あと、最初のページはムリなく進んでいけるのですが、後半になると、和音や音数が多くなってきて難しいです。1ページ目と最後のページのレベルが全然違います。なので、バイエル後半~ブルグミュラー程度のレベルの方が一番楽しめる教材になってると思います。
おすすめの曲はこちら^^
まず1曲目。「ピアノソナタ第11番」モーツアルト
心が温かくなる曲です。【レベル:バイエル前半程度】
2曲目「ブラームスの子守歌」
子守歌はシューベルトとかモーツアルトとかいろいろあるんですが、この曲が一番好きです。よく赤ちゃんのオルゴールに使われています。【レベル:バイエル前半程度】
3曲目「目を覚ませと呼ぶ声の聞こえ」バッハです
この曲好きなんですよね~。以前、クラシックの集いみたいなので、誰かがフルートで弾いてくれました。ハーモニーがとっても素敵です♪ 少し弾きづらいかもしれません。【レベル:バイエル後半程度】
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4曲目「ワルツ第15番」ブラームス
のだめカンタービレでも流れていましたね。切なくなるようなしっとりした大人のワルツです。【レベル:バイエル後半程度】
5曲目「愛の夢」リスト
原曲はむちゃくちゃ難しいです。メロディーがいいですよね~!左の伴奏を味わって弾くといい感じです。【レベル:バイエル後半程度】
6曲目「スケーターズワルツ」
よく子どもの発表会で弾かれる人気の曲ですね。メロディーに出てくる8分音符のところが弾いていて楽しいです^^【レベル:ブルグミュラーの始め】
他の曲は、なんかいかにもクラシックと言う感じで、弾いていて楽しくなかったので紹介してません。
個人的な趣向ですが、参考になればうれしいです^^
【まとめ】
「おとなのためのピアノ曲集 クラシック編(1)」橋本晃一著 ¥1,000(税抜)
「昔ピアノを1~2年やってたけど、もう一度弾いてみたい」と言う方に最適です。
(バイエル後半~ブルグミュラー程度のレベルの方が一番楽しめる教材)※ピアノがまったく初めての方には難しいと思います。
おすすめ曲:
①「ピアノソナタ第11番」モーツアルト 【レベル:バイエル前半程度】
②「ブラームスの子守歌」【レベル:バイエル前半程度】
③「目を覚ませと呼ぶ声の聞こえ」バッハ 【レベル:バイエル後半程度】
④「ワルツ第15番」ブラームス 【レベル:バイエル後半程度】
⑤リストの「愛の夢」 【レベル:バイエル後半程度】
⑥「スケーターズワルツ」【レベル:ブルグミュラーの始め】
※「市販のテキストを買って、自分一人だけでピアノを始めることに、ちょっと自信がないなぁ・・・」と思う方は、私のサポートが受けられる教材があります。あなたに合ったアドバイス動画をお渡しいたします!
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今日も読んで下さりありがとうございました!
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