8 Aug 2017
スカラーです。
今日は、「歌うようにピアノを弾くとは?」についてお話ししたいと思います。
「歌うように弾く」って、なんだか抽象的な言い方ですが、これ、ピアノを弾くうえでとっても大切なことなんです。これができると、グッと弾き方が変わるし、良い演奏ができるようになります! そしてこれができると、簡単な曲でも上手に聞こえます。
「いやいや、私はドレミをブツブツ言いながら弾いてるで」という人もちょっと違うんです。
ただドレミという言葉を発しながら歌うのとは違う、鼻歌を歌いながら弾くっていう感じに似ているかな。
それを今からお伝えしようと思います。
動画で伝えてみます
例えば、こんな楽譜があるとします。
バッハのメヌエットです。
ちなみにこの本に載っています。「プレ・インベンション」
歌わずに弾くとこうなります(違いを分かってもらうためにオーバーにやります)
※歌わずに弾く=ただ鍵盤を押しているだけ(音を縦に感じている)
心の中で歌いながら弾くとこうなります。(ちょっとオーバーにやってます)
※歌いながら弾く=次の音を感じながら弾いている(音を横に感じている)
スポンサーリンク
わかりますかね!?
とっても抽象的なんですけど、「感じながら弾く」とか、「横に感じる」っていうのがとっても大事なんです。目には見えないんですけど、音が確実に変わります。きれいな音に変わりますよ。
例えば、カラオケで気持ちよく歌っている自分を想像してみてください。
ここで大事なのは、「気持ちよく」という部分です。気持ちよく歌っているときって、ただ歌詞通りにボソボソ歌ったりしませんよね!? サビの直前は盛り上がってますよね? サビを歌っているときってテンションマックスですよね!? こんな風に、歌うときは、きっと感情を込めて歌ってるはずなんです。
でも、それをピアノでも実践しよう! ってことなんです。
歌は声で音楽を奏でます。ピアノは指で奏でるんですよ。だから、気持ちを置いてけぼりにしないで、指に感情を込めて弾きましょう!!
まとめ
・次の音を感じながら、音楽を横へ横へ感じて弾く
・カラオケで感情を込めて歌うように、ピアノも感情を込めよう
・歌は声で音楽を奏でる。ピアノは指で奏でる。
今日も読んで下さりありがとうございました^^
**********************
「はんなりメルマガ」やってます!
ピアノ初心者さん向けに、大人の生徒さんや読者さんからのお悩みに答えています。登録特典動画あり。
詳しくはこちら。(クリックすると記事に飛びます)
**********************