京都生まれ☆音大出てないピアノ講師のはんなり日記です^^

(ピアノの先生になりたい人向け)教え始めた人にインタビューしました!

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スカラーです。

※ピアノの先生になりたい人向けの記事です。

今日は、ピアノを教え始めた人にインタビューしました!!

このたび、スカラーの元生徒さんのゆきさん(仮名)が、講師デビューをされました!!!

ゆきさんは、「教えてみたいけど自信がない・・・」、「〇〇だからできない・・・」など、本当にうじうじうじと悩まれていたんです(^^;)

ですが、その葛藤を乗り越えて、現在、2名の生徒さんを教えていらっしゃいます。

教え始めて4カ月ほどで、まだまだ駆け出しの方ではありますが、
「教えてみたいけど自信がない」と悩んでおられる方にとって、勇気を与えられるんじゃないかと思って、ご紹介させていただきます。

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Q「今はどんなお仕事をされていますか?」

A「看護助手として、食事やお風呂の介助など、入院患者さんの(医療行為以外の)身の回りのお世話をさせていただいています。

人のお世話をさせてもらって、「ありがとう」って言ってもらえることがうれしいので、今の仕事好きなんですよね。でも長く続けるとなると体力的にどうかなとも思ったりします。

フルタイムではあるんですけど、お休みの日にピアノを教えているので、なんとか両立できている状態です。

Q「ピアノを教えたいと思った経緯を教えてください」

A「昔のアルバムを見返していたら、小学校の卒業アルバムに将来ピアノの先生になりたいって書いていたんですよね。

でも、私の中でピアノの先生って、ピアノがバリバリ弾けて、初見でさらっと弾けるっていうイメージがあるから、「絶対無理やん」って思っていました。ピアノの先生のブログを見ても、バリバリ活動されている人が多くて・・・。音大卒とか、ガッツがあってとか、「あなただからできるんやん!」、「私なんてますます無理やん」という風に思っていました。

でもスカラーさんのブログに出会って、音大を卒業してないところとか、人前で何かをするのが苦手な性格とかが私と似ているなって思って、じゃあ「私にもできるかも?」って思えたんですよ。

でも、教えてみたいけど実際どうしようって思っていて、今の仕事も好きやし、でも将来的に体力が厳しいかもしれないし、この仕事をやめたときに、自分には何が残るかなって、そう思ったら、自分なりの生きがいがあったら良いなって思うようになったんです。

そのときピアノが中途半端だったのですが、ピアノが何か形になれば良いなって。それで、教えられたら良いなっていう気持ちになっていきました。年齢的にも子どもの独立とかで周りの環境が変わっていく時期でもありました。

Q「初めての生徒さんは、どんなきっかけで教えることになったのですか?」

A「仲良くさせてもらっているお隣さんに4才のお孫さんがいらっしゃって、ちょうど教えたい年齢だったんです。

でもなかなか声をかけられず、ずっと悩んでいました、他に知り合いはいないし、教えさせてもらうんやったらあの子やなって思っていました。今習っている先生からも「声かけてみ!」ってお尻を叩いてもらっていたのですが、「無理です!無理です!」って思っていたんです。

で、そんなある日、お隣さんからメールが来て、「犬がそちらの庭に入っちゃって、勝手にお庭に入らせてもらいました。ごめんなさいね」というようなメールが届いたんです。
で、このメールで、「今しかない!もう神様が今行け!って言ってる!これ逃したらまたのびのびになってしまう!」って思ったんです。

で、返事のタイミングでお子さんにピアノを教えさせてほしいとお伝えしたのが始まりです。レッスン日が決まってから、部屋の片づけをしたり、レッスンの中身を考えたりしていました。先にレッスン日が決まったことで、やらざるを得ない状況に自分を追い込めたこともよかったです」

Q「声をかけるときって勇気が必要でしたよね。どうやって一歩前に進むことができたんですか?」

A「スカラーさんの教室に通っていた1年間で、考え方が変わったというか、ピアノに対する考え方や意識が変わったんです。準備万端じゃなくても良いやんって思えるようになりました。

また、今習っている先生に、「とにかく動いてみなあかん。無理やったらそのときに休んだり、やめたりしたらいい。まずは進んでみよう」と言ってくださって、それで気がラクになったことも大きかったです」

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Q「初レッスンが始まる前はどんな気持ちでしたか?」

A「分刻みでドキドキしていましたね。もうここまで来てしまったんやからしょうがないという思いと、あちらから都合が悪くなったって言ってくれへんかな、という思いもありました。ここまで来てまだ逃げるの?っていう自分もいました。

レッスンが終わったときは、やっと1回目が終わった~!という感じでした。これは伝えたらよかったなとか、これは余計やったなとか、今日やったことを振り返りました。でも結局は自分ができることしかできないので、背伸びしないで、自分なりにやっていくしかないのかなと思っています」

Q「実際に教え始めてみていかがですか?」

A「もっと先生の言うことを聞いてくれると思っていましたね(^^;)。
これがなかなか言うことを聞いてくれないんです。先生のマネをしてくれると思ったらやってくれなくて、結構てごわいです。

なので、今も試行錯誤中で、どうやったら興味を持ってやってくれるかというところが課題でしょうか。でも、こうやって上手く行かない方が、自分の知恵や引き出しが増えるからこれでよかったと思っています。

Q「どんな先生になっていきたいですか?」

A「私は生きているうちはずっと勉強だと思っているので、上から教えるとかじゃなくて、同じ目線で一緒にやっていきたいというか、一緒に楽しみたいなと思っています。

あとは、私と関わってくれた子どもたちが、ピアノやめても「大学受かったよ!」とか「結婚したよ!」とかって、近況報告をしてくれるような付き合いができたらなって思います。

ピアノをやめて終わりじゃなくて、ピアノをやめてもつながっていけるような関係になれたら良いなと思っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上が、ゆきさんのピアノを教えるまでのお話でした。

ゆきさんがすごかったのは、自分の力でチャンスをものにしはったところです。
お隣さんのお孫さんを教えたいと思いながらも声をかけれず・・・。
そんなときにちょうどお隣さんから連絡が来たことによって、「ここがチャンスや!」って思って、声をかけはったところがすごいですよね。
そのときにすぐにお返事できたのは、それまでずっとどうしようか考えてはったからだと思います。

逆に、何にも考えていなかったら、いただいたメールに返事して終わりだったと思います。

チャンスはいつ転がり込んでくるかわかりません。いつでも対応できるように、日ごろから行動できるように心の準備をしておくと良いかなと思いました!

ゆきさんがピアノのピアノの先生になるために学ばれた教材はこちらです。
ピアノ講師1年生のためのはんなり流ピアノの教え方

あなたのやりたかったことを叶えてもらえたらうれしいです。

 

今日も読んでくださってありがとうございました☆彡

 

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プロフィール


はじめまして! スカラーと言います。 京都生まれの京都育ちです。音大を出ていないけどピアノ講師をしています。 小4からピアノを始めたので、初見力なし、音感なし。ピアノも特別上手じゃありません。ピアノ教室を開くまでに、いろんな葛藤があり13年もかかってしまいました。

プロフィールは はじめにこちらへ♪を読んでもらえたらと思います

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