28 Dec 2015
スカラーです。
今日は、「大人も使える!初めてピアノを弾く子どもにおすすめの楽譜「バーナムピアノテクニック」」についてお話したいと思います。
バーナムは、ざっくり言うと、指のテクニック本です。
指1本1本の独立をさせる練習にもってこいなのです。
なので、大人の初心者の方にも使っています。
何冊かこなしていくと、指1本1本がしっかりして、速い曲も指が転ばず弾くことができます。
ちなみに、「バーナム」って言う本はたくさんあるけれど、
「バーナムドリル」や「バーナムピアノ教本」のことではないのでご注意を!
(※似たような種類の本がたくさんあるので混乱します・・・)
教える対象は?
小学校1年生~大人まで
※大人の方やと、導入書から。少し経験があったら、1巻から始めています。
どの順番で始めたらいい?
「ミニブック」→「導入書」→「1巻」です。
まず、純粋に「1番」から始めると思いますよね。
これが「バーナムピアノテクニック1」です。
でも違うんです。「バーナム1」に入る前に、2冊の本が存在するんです。まず1冊目がこれ。
「バーナムピアノテクニック(ミニブック)」紫色の本です。
で、2冊目がこれです。「導入書」オレンジの本。(「導入書」って書いてるから、これが一番最初の本って思いますけど、「ミニブック」が終わったら弾く本です。
要するに「バーナム1」を弾くには、「ミニブック」と「導入書」をクリアしてからってことです。
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本の中身を教えて!
まず「ミニブック」から。
ピアノがまったく初めての方向け。
まず、一番最初の曲は、これです。「ド」と「レ」しか出てきません。右手だけで弾きます。
次の曲は、スタッカートが出てきます(音を短く切って弾きます)
次に、「導入書」。
両手でなんとか弾けるぐらいの人向け。
1ページ目の曲です。これは左右別々の動きをするので、なかなか弾きにくいです。
初めて3連符が出てきました。3連符は、4分音符を1拍として、1拍を3つに分けたリズムです。
「バーナム1巻」です。
この本は、昔、ピアノを習っていた人向けかな。
初めのページはこれ。16分音符が出てきます。
この本の良いところ
早い段階から、「スタッカート、和音、♯、♭、連打」が出てくるところです。
1曲が短いのでやりやすいし。急に難しくなったりしません。
イマイチやなと感じるところ
人によっては、人形のイラストが苦手な子がいるので注意です!
個人的には、私が習った本なので、大好きです!
それぞれの難易度は?
「ミニブック」・・・ピアノをまったく初めて弾く人
「導入書」・・・両手でなんとか弾ける人
なので、両手でなんとか弾けるのであれば、「ミニブック」を飛ばして、「導入書」から始めてもいいと思います。
「バーナム1巻」・・・昔、ピアノを習っていた人
おまけ動画
動画を撮ってみました。参考になったらうれしいです。
ちなみに、大人の初心者の方が弾いたらこんな感じです。(この方はピアノを習い始めて3カ月ぐらいです)
まとめ
「ミニブック」・・・ピアノをまったく初めて触る人。両手で弾けない人。<ピアノ歴初めて>
「導入書」・・・両手でなんとか弾ける(スラスラは弾けない)。<ピアノ歴1年~2年>
「バーナム1」・・・両手で弾くことに慣れてきた。左がそれなりに動く。<ピアノ歴2年以上>
※「バーナム2」「バーナム3」は省略しています
という具合です(個人差がありますので、あくまで目安ですが^^)
※「初めてピアノを弾く子どもにおすすめの楽譜」の記事に戻る
教材選びの参考になったらうれしいです^^
読んで下さりありがとうございました^^
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