17 Apr 2018
スカラーです。
今日は、「85歳のおばぁちゃんのピアノ演奏」についてのお話しです。
読者さんからとっても興味深い動画を教えてもらったので、それを皆さんに紹介したいと思います。
これぞ名演奏!
まずはこちらの方の演奏をお聞きくださいませ。
「シューベルトの即興曲OP90-4」です。
https://youtu.be/oDzAWrYR8UU
※2018.8.21追記。おばぁちゃんの動画ですが、動画が削除されたようで
もう見ることができません!!! 残念です!!!
すごくないですか!?
この方、なんと85歳のおばぁちゃんです(演奏当時の年齢なので、今はもう少し上やと思います)。
いやぁ~~、度肝を抜かれましたよ・・・!!
手が大きくて、しかも指が良く動くのなんのって!
そして指がしなやかで、脱力が出来ているから、とってもきれいな音色で・・・。
背中にもたれて弾いてもフォルテが出るすごさ!
背中のクッションにもたれたまま弾いてる時でも、f(フォルテ=大きい音)のしっかりした音が聞出ているし、「なんで??」って思います( ̄▽ ̄;)
→普通、大きい音を出そうとすると、体全体を使わないと大きな音が出ないものです。この方は、指先の力が半端なく強いのかな・・・!
小さい音で弾いても音がやわらかい!
こんなにスピードがある曲やのに、P(ピアノ=小さい音)の音がちゃんと聞こえるし、しかも音がやわらかいし、「なんなん?」って思います( ̄▽ ̄;)
→強弱って、大きな音を出すより、小さな音を出す方が難しいんです。しかも、小さく弾こうとすると音が硬くなりがちやのに、この方は小さな音でも音がやわらかいんですよね。
あぁ~、すごいです。聞いていてとっても気持ちが良いです。
85歳になっても、(衰えず)こんなにも弾けるんですね。
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そういえば、昔習っていた先生がこんなことを言っていました。
「20代・30代のうちにできるだけ高く飛んでおけば、そのあとは急激に落ちることなく、平行線を飛んでいけるのよ。だから今、一生懸命勉強しておきなさい!」と言われました。
この方はきっと、元ピアニストさんなんやろうなぁと思います。バリバリ弾いておられたんでしょうね。
昔、とってもとっても努力されたんやと思います。
その積み重ねで、このような素晴らしい演奏ができるんやと思いました。
90-4はそんなに好きじゃなかったのですが、
この方が弾かれている姿を見て、弾いてみたくなりましたよ(笑)。
※ちなみに弾いておられる場所は、京都市内の老人ホームだそうです。
老人ホームにグランドピアノがあるなんてなんて贅沢なんだ・・・!
最後まで読んで下さりありがとうございました☆彡
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