13 Oct 2015
スカラーです。
今日は、ショパン『子犬のワルツ』左手の弾き方のコツです。
ワルツって3拍子の曲なんですけど、軽やかにリズミカルに弾くのがポイントなんですよね。
しかも左手の伴奏を軽やかに弾くのがなかなかむずかしいです。スピードも速いですからね。
ついつい、全部の音符をきっちり弾いてしまいがちです^^;
そうすると、重たいワルツになってしまって、やぼったい感じになってしまいます・・・。
では、どうしたら軽やかに、CDで流れるようなワルツに聞こえるのでしょうか?
それにはコツがあります! そのコツを動画でお伝えしてみます。
NGの弾き方とOKの弾き方と違いをよ~く見てみてください。
違いをわかってもらえたらうれしいです^^
3拍子のリズムは1拍目を強く弾こう!
これはワルツの弾き方がぱっと見てわかるように紙に書いてみました。
ワルツは、1拍目を強く弾いて、あとの2、3拍目は弱く弾きます。※「強く」って言う言葉は、あいまいで、大きな音で弾くわけじゃないんです。「強く」=「重く」って感じですかね。1拍目に重さを感じて弾くってことなんです。
最初は、1、2、3拍と均等に弾きます。赤いマルは「拍子を感じるボール」やと思ってください。
で、最終的には、3拍をひとかたまりで感じられたら言うことなしです! 3拍を3個で捉えるのではなくて、3拍を「1個」の単位で感じるってことなんです。←とっても大切なことです。
参考になればうれしいです^^
まとめ
・1拍目を強く弾く(オーバーに言えば、1拍目の音だけでよい。2、3拍目なんて聞こえなくてもいいくらい)
・2、3拍目は小さく弾く(1拍目を弾いた力で力を抜いて2、3拍目を弾くといい感じになる)
・3拍目は、次の1拍目に向かうような気持ちで弾く(3拍目の手が向かう先をよく見てください)
・3拍子を3個の単位ではなく、1個の(ひとかたまり)単位として感じる!
スポンサーリンク