ほんとに初心者ですか！？「ピアノ初心者」のレベルの幅はどれくらいある？

スカラーです。
今日は、「「ピアノ初心者」のレベルの幅はどれくらいある？」についてお話ししたいと思います。
ピアノを独学でやろうとするとき、楽譜を買いに行きますよね。で、ピアノのレベル別にたくさんの楽譜が置いてありますよね。で、そこから「ピアノ初心者向け」の楽譜を探しますよね。で、「初心者」って書いてあるから買ってみたのに実は難しかったとか。逆に、簡単すぎたとか・・・。
私も未だに失敗します・・・ 😯
まずは、楽譜を買う前に、自分がどれくらいのレベルなのかを知った方が良いのです。

1 「ピアノ初心者レベル」は3パターンある
2 両手で弾けない人は「初心者」ではなく、「導入」レベル
3 うちの大人の生徒さん♪
4 自分がどのレベルなのか知っておいた方が良いです＾＾
5 まとめ

「ピアノ初心者レベル」は3パターンある

この3つが「初心者」と言われる枠です。

最初の「ピアノを触ったことがない人」は、その名の通り、ピアノを触ったことがない人（ピアノがまったく初めての人、超初心者という言い方もします）。学校の授業で習った程度の音楽の知識は持っているレベル。

真ん中の「ピアノを触ったことがあるけど、片手しか弾けない人」は、例えば、子どものころにちょっとだけ習っていた（1年行ったかは怪しい）人。「ねこふんじゃった」は弾ける程度。音符も読めるか怪しいレベル。

最後の「ピアノが両手でなんとか弾ける人」は、ゆっくりなスピードやったら両手でなんとか弾ける。ト音記号の音符なら読める、へ音記号になるとちょっと怪しいレベル。♯（シャープ）や♭（フラット）が出てくると戸惑うレベルです。

両手で弾けない人は「初心者」ではなく、「導入」レベル

一般的に「初心者」って、まったく初めての人を言うことがあるけど、ピアノの場合は、まったく初めての人（つまり、両手で弾けない人のこと）を、導入（入門）の生徒さん」という言い方をすることが多いです。

なので、
「両手で弾けない人」＝導入（入門）
「両手でなんとか弾ける人」＝初心者
です。

うちの大人の生徒さん♪

ちなみに、うちの教室で、大人の生徒さんが3人いらっしゃいます。
Ａさんは60代、「ピアノを触ったことがない人」です。なので両手で弾いたことなんてありません。ト音記号やへ音記号の読み方はご存知でした。学校の授業で習ったからとおっしゃっていました。指使いなどは知りません。指はあまり動きません。

Ｂさんは60代、「ピアノが両手でなんとか弾ける人」ではなく、「ピアノが両手でスラスラ弾けるようになった人」です。（初級の後半ぐらいかな）
子どものころにほんの少しだけ習って（というかは、学校の先生にたまに教えてもらっていた程度）いたようです。♯や♭があると弾きにくいけど、ハ長調の曲やとすらすら弾けるようでした。へ音記号は少し苦手のようで、楽譜にドレミを書かれています。指が良く動きます。

Ｃさんは20代。中級の方です。「ブルグミュラー」を弾いてはります。♯や♭がついてる楽譜でも違和感なく弾けます。

（Ｃさんは置いておいて、）ＡさんとＢさんと比べただけでも、同じ「ピアノ初心者」には間違いないのですが、レベルに雲泥の差があります（両手で弾けるか、そうでないか、という差）そして、使っている楽譜が全然違います。
Ａさんはどちらかと言うと、初心者ではなく「導入（入門）」の内容の楽譜です。例えばＢさんが、この楽譜を使うと、簡単すぎて物足りません。逆に、Ａさんに両手で弾くような楽譜を使うと、難しいです。

自分がどのレベルなのか知っておいた方が良いです＾＾

なので、楽譜を選ぶ際は、まずは、自分が、「ピアノを両手で弾けるのか、弾けないのか」を確認したらよいと思いいます＾＾

ちなみに、私がＡさんに弾いてもらっている教材の記事はこちらです。

まとめ

「ピアノ初心者レベル」は3パターンある
・「ピアノを触ったことがない人」
・「ピアノを触ったことがあるけど、片手しか弾けない人」
・「ピアノが両手でなんとか弾ける人」
両手で弾けない人は「導入（入門）」、両手でなんとか弾ける人は「初心者」」扱い
「ピアノ初心者レベル」3パターンのどれに当てはまるのかを知っておくこと！

※レッスンに通いたくないけれど、ピアノが弾けるようになりたいあなたにおすすめのピアノ教材はこちらです。
大人初心者向けです♪
一度独学で挫折しちゃった方→記事はこちら
ピアノを触ったことがない超初心者の方→記事はこちら

今日も読んでくださってありがとうございました☆彡